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黒羽盗一 ページ13

inイギリス



私は綺麗な月の光に当たりたいと、宿を出た




すると私の目の前をその人は横切ったのだ





?「これはこれは、美しく冷酷なお嬢さん」




貴「…っ!」




いつの間にか、彼は私の真後ろにいた




盗一「おっと、驚かせてしまったかな。

私は怪盗キッド。及び黒羽盗一という者です」



貴「黒羽盗一…聞いたことがあります。最近こちらにいらしたと…」



私は驚く素振りを見せず平然と話す



しかし…



貴「…っ?!怪我をしてます!!」



彼の白い服によく目立つ血が目に見えた



暗くて見えなかったけれど、腕から血が出ている



盗一「あぁ、こんなこと…」



貴「動かれてはいけません!」



私は彼の手を引き宿の近くにある空き家に連れていった



貴「お座り下さい」



彼をソファーに座らせ、救急箱を持ってくる



痛み止め、包帯、塗り薬…色々なものを持って盗一様の前に座る



貴「服をお脱ぎください。包帯を巻きます」



盗一「驚いた…随分と強引なお嬢さんだ。仕方ないですね。」



彼はマントを取り外し、腕を出した



貴「痛かったら言ってください。そしてこの痛み止めをお飲みください。

私が調合した薬です。とても苦いですが、よく効きます」


私は薬も机の上に出した



盗一「貴女が?

さすがメイドさんだ。」



ふと、疑問が頭に過ぎる



貴「何故…私の前に現れたのですか」



盗一「……失礼、まだ言っていなかったようだ

月夜の輝きが当たっている神々しいあなたの姿が…私の1人息子に似ていたんだ。」




貴「息子…?盗一様は奥様がいらしていたのですか。」



盗一「あぁ。そうだ…君にも私の家族に合わせてやろう。」



私は目を開いた



貴「わ、私?!でも、私と盗一様…どのような関係が…」



私が慌てていると、盗一様は微笑んだ



盗一「何を言っているんだ。こうして君は、私を手当してくれている。

それに、君とは仲良くできそうだ。ぜひ、私の話し相手になってくれないか?」




彼は私に手を差し伸べる



貴「…………私が…。




貴方様が、それを望むのであれば。」




私はその手をしっかりと握り微笑んだ

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設定タグ:怪盗キッド , 黒羽快斗 , 名探偵コナン   
作品ジャンル:恋愛
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れなれなれ - 続きむちゃくそ気になる!!!書いて…ください (2022年7月12日 20時) (レス) @page14 id: 8543c17434 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぷぷ - え………終わり? (2022年5月8日 18時) (レス) @page14 id: 0301fd6d5d (このIDを非表示/違反報告)
\(^o^)/ - うぅぇぇぇぇぃい?!?!終わり!?続きをお恵みください! (2022年2月13日 22時) (レス) @page14 id: 111ab3751f (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します!とても面白かったです!もし続編があるのなら、続きを楽しみに待っています!(*´ω`*) (2022年2月10日 14時) (レス) @page14 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
rirey - すごく面白いです!更新頑張ってください! (2020年1月29日 19時) (レス) id: ec0ea712a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪菜 | 作成日時:2019年5月19日 1時

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