【知って得??】私を愛して。

#12 ページ13

『 何遊んでるの。早く勉強しなさい。』




『 早く勉強して私の手伝いをして。』




『 どれだけ待たせる気？これだからAは... 』





「...」



















「ねぇ、お母さん。」



















私の中で、何かが切れる音がした。





.





「私、もう疲れたよ。」




「いつも扱き使われて」




「貴女の望むままに動いて。」





『 何？口答えしてるの？？ 』




「私は自分の考えを言っているだけよ。」




『 なんて生意気...子供のくせに。』




「生意気だからこそ子供なのよ？」




『 貴女は私が死ぬ気で産んだ子供なのよ。
言うことを聞きなさい。』





そしてお母さんは私を前に、力強く手をあげた。






いつものパターンだ。





もう、見慣れてる。






.






ぴたり。





お母さんの腕の動きが止まる。





私が力いっぱいにお母さんの腕を掴んだのだ。





ごめんねお母さん。




私、貴女がどうしても許せないの。




私を恨まないでね？




どう考えても、貴女が悪いんだだから。





..

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