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鏡「酷いな〜俺が入ろうとしたのに、
態とドアを閉めるなんて〜」
[保健室では静かにしてください、騒々しい]
見ると、奥に誰が休んでいる
鏡哉と目を合わせ、
黙ろうと目配せする
鏡「じゃあ、キキョウちゃん、そこ座って」
[1人で出来ますのであっち行ってて下さい]
鏡「釣れないね〜」
そう言いながら
奥のベッドの方まで行き
鏡「誰かそこを使っているのかい?」
そんな言葉を掛け、カーテンの中に入っていく
?「あっ鏡哉先生!!今神童が寝てるんです」
そんな会話を耳にし、傷の手当を進める
鏡「神童が?珍しいね」
?「鏡哉先生はさっきの騒ぎ見てましたか?」
鏡「あぁ、サッカー部の件ね」
?「それで神童が化身を出したんです」
ピタッ
手当する手が思わず止まった
鏡「化身……?」
最後に包帯を巻く
?「はい……それで体力を凄い消費したらしくて」
鏡「それは大変だったな、神童は大丈夫なのか?」
?「多分」
手当てが終わり
保健室を出ようとした時
鏡「キキョウちゃーん、保健室の記録書いてねー」
[……分かりました]
?「誰かいるんですか?」
鏡「あぁ、昔の知り合いだ」
?「先生に昔の知り合いいたんですね 」
鏡「おい霧野、それどういうことだ」
[知り合いじゃないです]
鏡「ちょキキョウさーん?!霧野そんな目で見るな!!」
[可哀想な大人……]
鏡「待って憐れむの辞めて?!」
?「先生!!静かに神童が起きちゃう」
[そうですよ、いい大人が何してるんですか?]
鏡「俺の扱い」
[はい保険の記録書き終わったので帰りますね]
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作者名:夜叉姫 | 作成日時:2020年2月20日 22時