前世2 ページ2
[(これは偽物これは偽物……)]
偽物とわかっていても、攻撃出来ない
[(クソッ、惑わされるな……)]
そう言い、覚悟を決め
攻撃を仕掛ける
[雪の呼吸、肆の舞、細雪]
すると、姉さんの形をした何かは切られた所に
手を当て苦しみ出す
[、あぁッ……あ、ごめ、ごめんな……さい、]
幾ら相手が偽物だとしても、姉の姿が重なる
[……ねえさ、ん]
鏡「あぁ〜可哀想に、幾らそれが偽物だからといって
攻撃出来ないなんて、凄い姉妹愛だね(笑)」
[黙ってください]
鏡「このままだと、俺に食われちゃうよ〜」
[その前に僕が貴様の頸をはねます]
鏡「俺はね、童磨みたいに女しか喰わないわけじゃ
ないけど、君みたいに美人と感情を隠してる子は
格別に美味しいんだよ〜」
[とっとと死ねよこのクズ野郎]
鏡「……口が悪いね……その口閉じさせてあげるよ」
[あらあら、気に触れましたか?]
その間に、連続攻撃をする
この戦いが始まり40分は経っている
[(そろそろ応援に来てもいいはず……)]
鏡「無駄だぜ、俺の手下が足止めしてるからよ」
[(思考を読まれている……)]
鏡「君は最愛の姉が死んでどう思った?」
[何が言いたい]
鏡「いや単なる好奇心だよ、生憎、俺には兄弟が
いなくてね、兄弟を持つ君に聞きたいんだ
最愛の姉が目の前でなくなった時、どんな感じがした
のかを」
[さぁ?私の記憶の中でも覗いて見れば?]
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作者名:夜叉姫 | 作成日時:2020年2月20日 22時