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story9 ページ10

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「最下位除籍って…!

入学初日ですよ!?
いや初日じゃなくても…

理不尽すぎる!!」



茶髪の頬が可愛い女の子が主張すると、相澤先生は言った


「自然災害…
大事故…
身勝手な敵たち…

いつどこから来るかわからない厄災
日本は理不尽にまみれている

そういうピンチを覆していくのがヒーロー

放課後マックで談笑したかったならお生憎

これから三年間雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける


“Plus ultra”全力で乗り越えて来い」





っ、大丈夫かな、私



個性を上手に使わなくちゃ


ヒーローを目指したのは最近だけど、でも




負けたくないな、




「さて
デモンストレーションは終わり


こっからが本番だ」








第1種目:50m走


氷を地面に出してっと



「5秒62!!」



中学7:15→5:62



第2種目:握力



これは個性が使いようがないから、普通に…

ピピッ

中学 9 kg→11kg


540ぐらい出している人が居て、すごいな、



第3種目:立ち幅跳び


これは自分を浮かして、っと





第4種目:反復横跳び


これは普通にやって、



58




第5種目:ボール投げ


ボールを水で囲んで、浮かす!







今のところびっくりするぐらい順調



個性の使い方慣れてきたかも。

∞2つ取っているし、大丈夫かなぁ






でも、




「出久くん…」



「緑谷くんはこのままだとマズいぞ…?」


「ったりめーだ
無個性乗ったよーザコだぞ!」


「無個性!?
彼が入試時に何を成したか知らんのか!?」


「は?」



どうゆうこと?


「46m」




一般的にはよく飛んだと思う、




「な…今確かに使おうって…」


「“個性”を消した」


消した?


それよりも、個性って




「つくづくあの入試は…
合理性に欠くよ
おまえのような奴も入学出来てしまう」




っ!何その言い方


なんか、やだ




「消した…!!
そうかあのゴーグル…
そうか…!」



「抹消ヒーロー
イレーザーヘッド!!!」



イレーザー?誰それ?
もしかして、結構メジャーな人?
知らないとか、やばい?




「イレーザー?
俺…知らない」


「名前だけは聞いたことある!
アングラ系ヒーローだよ!」





よかった、知らなくて当たり前みたいな感じなんだ





「見たとこ…
“個性”を制御できないんだろ?
また行動不能になって誰かに救けてもらうつもりだったか?」

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作者名:うぃず | 作成日時:2020年1月2日 11時

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