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【SV】
◆一人称:わたし(普段/寝ぼけている時)/私(通常/目が覚めている時)
◆二人称:あなた(普段)/貴方・貴女(通常)
◆口調
◇普段/寝ぼけている時
舌足らずでどこかふわふわと間伸びした、のんびりとした話し方をする。語尾がゆったりと伸びており、容姿のせいも相まってか幼い印象を与える喋り方。そのため人によっては苛立ちを覚えるかもしれない。
また目が覚めている時と比べるとさほど言葉数は多くない。
◇通常/目が覚めている時
上記とは打って変わり凛としてハキハキと喋る。普段の口調でも時々見られるが「〜でしょう」「〜かしら」「〜わね」と言った喋り方をし、雰囲気がガラリと変わる。また言葉数や語彙も普段より多い。
「んぅ……? おはよぉ……? ……はじめましてなのに、せんぱいに対して敬語をつかわないのは、あんまりよくない、よ? ……? ちゃんと3年だよ、ほら、リボンが赤いでしょう? あなたは青いから……1年。後輩だよ? …………いいよぉ、謝らなくて。かんちがいされるの、はじめてじゃないから……」
「この時期の1年生ってことは、新入生……だよね? ふふ、入学おめでとぉ。どうしてここにきたの? ……そっかぁ、迷っちゃったんだ。いいよ、ちゃんとわたしが案内してあげるね。せんぱいだもん、わたしちゃんと案内できるよ? どこにいきたかったの? いっしょに行こう?」
「ん〜……ちょっと、ね。ねむたくっておひるねしちゃったの。いつもねむたくって、休憩のじかんはよく寝ちゃうの。授業はちゃんと起きてるんだけど、ね……。……へんな子、って思った? さっきも言ったけど、気にしなくていいよ。木陰でうたた寝してたら、びっくりしちゃうよね〜……。ふふ、あそこね、ぽかぽかしてて、とっても気持ちいいんだよぉ。最近いちばん好きなお昼寝スポットなんだぁ」
「わたし、あなたの役に立てたかな? よかったぁ、ちゃんとわたし、せんぱいっぽかった? ふふ、次会ったときは、ちゃんと先輩としてみてね。うんうん、そう、メリィせんぱいだよ。…………ん……歩いてたら、目が覚めてきたかも。新入生歓迎で、寝ぼけていたら示しがつかないかしら? あの子にとって良き主でいる為に、今日くらいはしっかりと起きなきゃ……。──ごめんなさいね、見苦しいものを見せて。ようこそ、この学園へ。私はメリィ・ソメイユ・ウェッダーバーン……美徳の1人、知恵のメリィよ。歓迎するわ、新入生さん」
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作者名:望月 | 作成日時:2023年3月20日 10時