episode.2 ページ3
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ーキーンコーン、カーンコーン____
私は学校へ着くと自分のクラスに入り、自分の席に着く。
あ、今日は日直だったっけ？
日誌取りに行かないと...
「__月島。」
あ「...__っ。」
声をかけられ振り返ると、私はビクッと少しだけ肩を震わせた。
「...日誌、取ってきたから。俺書いとく。」
あ「あ、ありがと...」
目つきの鋭い彼は頷くと、日誌を持って自分の席へ戻った。
「今日も相変わらず、目つきこえーな...」
「兵頭君と日直やる時って、本当にビクビクだよね。今日あたしじゃなくてよかった...」
ざわざわと、みんながいつものように彼のことを小声で話す。
ー彼はクラスメイトの兵頭十座。
オールバックの目つきが鋭い人。
学校一喧嘩が強いヤンキーって有名で、みんな彼のことを怖がっていた。
確かに、見た目は怖いけど...
私は兵頭君がいい人だということを知っていた。
さっきだって日誌に気づいて取りに行ってくれたり、
黒板を消そうと高いところが届かなくて困っている時、何も言わずに消してくれたり...
細かいところに気づいてくれる、そんな人だ。
分かってはいるけど、でもまだ、ちょっと怖いかな...見た目だけは。
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紗也(プロフ) - 茜さん» 読んでいただき、そしてご指摘ありがとうございます。誤った単語になっていたので修正させていただきました！ (2018年9月4日 19時) (
レス) id: 05866185b1 (このIDを非表示/違反報告)
茜 - ポートレートではなく、ポートレイトではないでしょうか？違うかもしれませんけど… (2018年9月3日 22時) (レス) id: d67f03efe8 (このIDを非表示/違反報告)
紗也(プロフ) - 夢花（仮垢）さん» ご指摘ありがとうございます！欧華って書きたかったのにしりとりみたいな感じになってしまってました笑 また何かあればお願いします！ (2018年7月4日 14時) (レス) id: 05866185b1 (このIDを非表示/違反報告)
夢花（仮垢） - エピソード1にて、火曜高校となっていましたが、「火曜、高校のブレザーを着て」的な文なのでは？ (2018年7月4日 12時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也
| 作成日時：2018年5月13日 21時
