『きゅうじゅうに。』 ページ47
山賊の家にサボが居候し始めて2週間ほどが過ぎた。
『…ごめんルフィ。今なんて言った？』
ルフ「だから！！一緒にやろうって言ってるだろ！」
『…何の話だっけ。』
ルフ「これから一緒にやるんだよ！」
サボ「手合わせして欲しいんだよな、ルフィ！」
ルフィの後ろにいたサボが要領を得ないルフィの代わりに言葉を繋いだ。
エー「力をつけなきゃならねェからな。お前もどうかと思ったんだ。」
サボ「Aは結構強いから戦いがいがあるだろうしな。」
ルフ「1人1日100戦するんだ！」
正直断りたかったんだが、3人の期待するような表情に折れてしまった。
『よっし分かった手合わせする。』
「「「よっしゃ！！」」」
『ただし…！』
3人の嬉しそうな声を遮るようにして俺はそのまま言葉を続けた。
『…しんどいから1人1日50戦じゃだめか？』
数時間にわたって3人によるブーイングと説得の嵐に襲われ、いつの間にか1人1日150戦することになっていた。
なぜ足してみたんだ。解せぬ。
八百長とかめんどいし遠慮なく勝ちまくってやろう。
次の日から山の中の少し開けた場所で手合わせをすることになり、嫌々ながらもその場所に向かった。
『お、やってるやってる。』
ルフィ対エースのようだ。
ルフ「“ゴムゴムの〜〜銃”！！！！」
手をグルグル回してゴムの手を伸ばした反動で攻撃する技(？)のようだ。
ルフ「ぶ！」
『うわぁ痛そう。』
地面に向かってゴムが伸び、跳ね返って自分の顔面を強打していた。あれは意味があるのか…？
エー「だからおめェは何がしてェんだよ！！！」
ルフ「どへ！！」
ついでにエースに顔面を蹴られていた。
サボ「一本だ。エースの勝ち！！」
エー「お前その能力意味あんのか？」
『うまく使えれば面白い能力だと思うんだが、とりあえずルフィは基礎体力を上げるべきかな。』
ルフ「A！！」
『誰からにするんだ？』
ルフ「おれだ！！」
『はいはい。』
3人と手合わせする中で、体の使い方や駆け引きの仕方、体の動かし方を教えつつ、全勝した。
サボ「くっそ〜！」
『よっし終わったな。夕飯取りに行くか。』
エー「Aが夕飯取りに行くなんて珍しいな。」
『あー、そういえばここ最近、気が向いた時に山菜取りに行くぐらいだったな。』
山菜取りとはいえ、一応猛獣あふれるコルボ山なので体が鈍る程動いてない訳じゃないと思うんだが、やっぱり体は動かしてないとダメだな。
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インドア女子(プロフ) - コメントありがとうございますー！これからも頑張っていきますので、ぜひともお楽しみください！m(_ _)m (2019年8月14日 20時) (
レス) id: 5407537a6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - うにゃー！めっさええとこで終わってしもうた！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年8月13日 19時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：インドア女子 | 作成日時：2019年5月4日 13時
