『ななじゅうきゅう。』 ページ34
ダダ「…1日に1回、茶碗一杯の米！！コップ一杯の水！！これだけは保証してやる。あとは自分で調達するんだ！！そして勝手に育ちな！！」
ルフ「わかった。」
『了解。』
ダダ「わかったんかいっ！！！泣いたりするトコだそこはァ！！！」
ルフ「昔じいちゃんにジャングルに投げ込まれた事もあるし、ミミズもカエルもヘビもキノコもここが森なら腹一杯食える！おれはいつか海賊になるんだ！！それくらいできなきゃな！！」
ジャングル行った事は思い出したくもねぇよ。特にルフィの世話が大変だった。
あんまり手伝いすぎると、じいちゃんがルフィをジャングルに放り込んだ意味がなくなるから、ほどほどにフォローしなくちゃならなかったからな。
ルフ「あいつ…どこ行くんだ？」
ダダ「おめぇがどこ行くんだよっ！！！…それより海賊って言ったか、今！！」
ガチャ！！
『ありゃ、追いかけてっちまったか…。ま、いーかごちそーさん。』
ダダ「何で動じてないんだいおめぇ！！」
『んー。何となく？あ、皿洗うからもってこいよ』
ダダ「ホラ見ろ逞しすぎだよ！！！だからヤなんだよガープの孫なんて！！！」
マグ「まーまーお頭…。」
適当な台を持ってきて炊事場で皿を洗い、しばらくかかって終えた俺は、ほろ酔いになっているダダンのところに行った。
『これからしばらくよろしくな、俺はA。ルフィが色々と世話かけるかも知れねえが。あんたもじいちゃんに引っ掻き回されて大変だな。』
ダダ「ガープの孫ってのはつくづく変わりもんばっかりだね！」
『まーな。あぁ、それと俺、家事はするけどヨゴレ仕事をするつもりはねぇから。』
真顔でダダンにそう伝える。
ダダ「はぁ！？何言ってんだいおめぇ。あたしの言うことが聞けねぇんなら…！」
玄関に気配を感じたんで、しっかりそいつにも声が聞こえるようにもう一言つけ足した。
『…もちろん、ルフィとあの少年にもやらさせねぇからな。家事は出来る範囲のことを全て俺がやる。あいつらに不自由をさせるつもりはねぇ。』
ダダ「今日来たガキはともかく、エースとは話してすらねぇんだろ？何でエースのことまで気にかけるんだい？」
『…じいちゃんの知り合いの子供だろ？間接的に世話してるくらいなんだから、いい子に決まってんじゃねぇか。』
ダダ「あのクソガキがそうとは思えないけどね！まぁ分かったよ。明日から覚悟しな！」
『はいはい。…おやすみ、ダダン。』
ダダ「…さっさと寝な！」
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インドア女子(プロフ) - コメントありがとうございますー！これからも頑張っていきますので、ぜひともお楽しみください！m(_ _)m (2019年8月14日 20時) (
レス) id: 5407537a6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - うにゃー！めっさええとこで終わってしもうた！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年8月13日 19時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：インドア女子 | 作成日時：2019年5月4日 13時
