『よんじゅうなな。』 ページ2
目を覚ますと、俺は見知らぬベッドで寝ていた。
『……。』
起き上がってみると身体が強張っていて、かなり寝込んでいたことが分かる。周りを見渡してみるとベッドの脇にある椅子でコラさんが船を漕いでいた。
おいおい。起こしにくいじゃねぇかよ。俺、腹が減ったんだけどな。
ガタァン！！
『うわっ！？おい、コラさん…大丈夫か…？』
こっくりこっくりと頭を動かしているうちにバランスを崩したコラさんが椅子から転げ落ちた。
コラ「A…！起きたんだな！A！！！よかったぁぁぁ！！！もう一生起きないのかと思ったぞ！！」
『うん…。コラさんも元気そうだな…。あの、そろそろ離してくれないか…苦しいんだが。』
コラ「お、おう。悪いな…。」
しゅん…としながら俺から離れたコラさんは倒れた椅子を起こして座った。
『それで、俺は何日ぐらい寝てたんだ？』
コラ「…軽く2週間くらいだ。」
『うそぉ！？』
コラ「おれが目を覚ましたのが1週間前で、その3日後に海軍本部に到着したんだ。」
『ん？…ここ、海軍本部…？』
コラ「あぁ。そうだが。」
『ってことはあいつらがいるのか…？』
バタァン！！！
ガー「ぶわっはっはっ！！起きたのかA！！元気じゃったか！！？」
クザ「ちょっとー。ガープさんうるさいですよー。Aちゃんは疲労で倒れたんだってセンゴクさんから聞いたでしょうが。」
『ジーザス…。もう今すぐにでも出発したい…。』
セン「…悪いな…。コイツらにお前のことがすぐばれてしまった。」
『…えーっと。聞いたことのある声だな…。あ、センちゃんか。』
セン「…そうだ。ところで」
『ごめん、今めっちゃ腹が減ってるんだけど、なんか食うもんある？』
カチャ。
つる「…おかゆでよかったかい？」
『え、誰かしらねぇけどほんとありがとう！大好きだぁぁぁ！！！』
起きてすぐだし、2週間寝てたんだから軽いものにしないとダメだよな。ナイスだよこの人。
『はー。うまかった…。で、前にスワローで会った海兵さん、名前なんて言うんだ？…あ、俺はA。よろしくな！』
つる「あたしはつるだよ。よろしく。」
『俺、おつるさんに一生ついていきたい！』
クザ「ねぇおれは？おれにはなんか言ってくれないの？Aちゃん。」
『うるせぇな。今おつるさんに愛の告白してるだろうが。ちょっと黙ってろよ。』
クザ「あ、はい。」
ガー「ぶわっはっはっ！振られたのう！クザン！」
『じいちゃんも黙ってて。』
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インドア女子(プロフ) - コメントありがとうございますー！これからも頑張っていきますので、ぜひともお楽しみください！m(_ _)m (2019年8月14日 20時) (
レス) id: 5407537a6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - うにゃー！めっさええとこで終わってしもうた！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年8月13日 19時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：インドア女子 | 作成日時：2019年5月4日 13時
