我妻クン は 予約済み【我妻善逸】

____キライ ページ26

(善逸side)


アオイ「この薬とこの薬を必ず朝昼晩飲ませて下さい」


善逸「あ、ハイ」


先日から蝶屋敷でお世話になっているさあや。

その薬をアオイさんから預かった、いや押し付けられたんだけど、、


善逸「なんで俺が？」


アオイ「なぜだかさあやさんは私のことを敵対視しているようで、私が近づくと威嚇してくるんです。」


善逸「え、ごめん意味がわからない(」


威嚇？あの子結構いい子じゃない？え、結構みんなに愛される性格してない？威嚇なんかする？



アオイ「それでは」



俺の言葉も無視してスタスタと歩き出すアオイさん。


1人 廊下に取り残された俺


食後って書いてあるけど...もう昼食 食べたかな



さあやの病室に向かうと ちょうど昼食を食べ終わったさあやがしのぶさんと仲良く話していた。



善逸「さあや」



『あ、ぜんいつ』



熱でまともに呂律が回っていないさあや。

今日また熱が上がったって聞いた。



しのぶ「あらあら、善逸くんじゃないですか。お久しぶりですね」



善逸「はぅっ！じゃなくて、お久しぶりです」



ああ、危ない。


頭から湯気が出そうだった


しのぶさんの可愛い顔にはまだ耐性がついてないんだよな。


しのぶ「それじゃあ、私はもう仕事に戻りますね。」


『ありがとうございました』


しのぶ「くれぐれも安静に。」



しのぶさんは人差し指を立ててそういってから病室を出ていった。



『今日は善逸だけなの？』



善逸「2人は任務があるんだよ」



『そっかぁ...』



善逸「なんだよ俺だけじゃ不満？」



そう言うと 顔を赤くして目を逸らしながら


『そんなこと...ないけど』


って、はい可愛い大優勝！！！



善逸「あ、そういえば」


善逸「これ、薬 。 飲んで」




『ヤダ。』



善逸「ん？」




善逸「だから、飲んでって」



『だから、ヤダって』



...




...




...






善逸「いや飲めよ！？！？！？」



『うるっさいわね飲まないってば！』



善逸「え、なんで！？」



『苦いから！』



善逸「いや関係ないし！飲んで！？」



『善逸だって、前薬まずいから嫌だって飲もうとしなかったじゃん。』



...確かにそうだけれども



善逸「嫌でも俺は頑張って飲んだから！さあやもほら、がんばっ」


善逸「っていってぇぇぇぇぇ！」



薬をさあやに近づけただけで1発殴られました


コイツ 思ったより 厄介らしいです

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