久しぶりの再会に ページ44
重岡side
重岡「ちょ、小瀧押すなって。」
小瀧「だって見えへんねんもん！」
神山「のんちゃん、しー。」
藤井「地味に見えへん。」
物陰に隠れてごそごそとする俺たち四人。
多分、側から見れば大の男がなにしてんねんって感じなんやろうけど。
俺たちは今それどころやない。
神山「しっ！来たで。」
そう、俺たちの視線の先には
「あ、こっち！」
知らない男に手を振る、Aの姿。
藤井「なに話してんねやろ。」
小瀧「ぜんっぜん聞こえへんし。」
神山「でもめっちゃ楽しそうやんな。」
全く聞こえない会話。
でも二人の表情からして、めっちゃ楽しそうなことはわかる。
重岡「…なんやねん、あいつ。」
あんなに楽しそうに笑いやがって。
…なんて、俺らしくない感情がもやもやと湧き上がってくる。
小瀧「なあ、もうちょい前行こうや。」
神山「あかん、バレるって。」
藤井「今すぐあの間に割り込みたいな。」
会話の内容はわからない。
あの男が誰なのかもわからない。
…見てるだけしかできひん？
重岡「そんなん、嫌に決まってるやろ。」
神山「え、ちょっ…しげ！」
「あの、」と声をかければ同時に集まる二人からの視線。
ただ見てるなんて、俺には無理や。
重岡「こんにちは。
うちのAがお世話になってます！」
「えっ！しげ！？」
小瀧「A！誰やこの人！」
「望！？え、どういう…神ちゃんと流星も！」
神山「ごめんなぁ、A。」
藤井「ずっと見てた。」
「いや、流星。それだけ聞くとめっちゃ怖いんやけど。」
急に出てきた俺たちにびっくり、なんてしてる場合ちゃうねん。
せやから誰やねんこいつ。と、口にしようとした瞬間
「幼馴染です」と聞こえた声。
「「「「…え？」」」」
「結婚する言うから、ご祝儀渡すために久しぶりに会ってん。」
神山「け、っこん、」
藤井「なんや。」
小瀧「よ、かったあ〜！」
はははっ、と笑うイケメン幼馴染と
もう、なんて呆れてるA。
重岡「…はあ、」
めちゃめちゃホッとしたっていうのは
こいつには内緒。
・
リク『夢主の幼馴染に年下組が嫉妬』
なっつんさんありがとうございます！
遅くなってしまいごめんなさい…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 705人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
だいきゃん(プロフ) - はまじゅんさん» 了解しました！！ページ数の問題で移行先になってしまいますが書かせていただきます！ (2019年8月19日 22時) (
レス) id: dd465b5171 (このIDを非表示/違反報告)
はまじゅん - お返事ありがとうございます!!個々がいいです!!なるほど笑笑質問のお返事までありがとうございました (2019年8月17日 1時) (レス) id: 3003862458 (このIDを非表示/違反報告)
だいきゃん(プロフ) - はまじゅんさん» ありがとうございます！！リクエストもありがとうございます！ちなみに年上組との絡みは同時にと個々にどっちがいいですか？落ちはまだ全く決めていなくて、私が重岡担なのでつい、、笑 (2019年8月16日 2時) (レス) id: dd465b5171 (このIDを非表示/違反報告)
はまじゅん - いつも楽しく読ませてもらってます!!リクエストなんですがはまちゃん 淳太くんとのイチャイチャというか年上だけに見せる甘える感じがみたいです。あと質問なんですけど落ちはしげなんでしょうか.......。これからも応援してます (2019年8月15日 23時) (レス) id: 3003862458 (このIDを非表示/違反報告)
だいきゃん(プロフ) - なつきさん» リクエストありがとうございます！！了解しました！ (2019年8月13日 22時) (レス) id: dd465b5171 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：だいきゃん
| 作成日時：2019年4月22日 21時
