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Youside
ようやく一段落したと思った矢先、また波が来るのを私はもう知っている。
「ダンスパーティー？」
手紙の山の中にはダンスパーティーへの招待状が入っていた。しかも明後日。
中々無い貴重な人達との関わり。
行かないという選択肢は無い。
「ダンスパーティーに参加されるのならご同行致します。」
「永瀬も来るの…」
この貴族顔負けで端正な顔立ちの執事を見たら、素通りなんて出来ないだろう。
永瀬の周りに人が集まるのがすぐ想像ついた。
「お嬢様はとても可愛いので1人では危ないです」
「多分、見た人大体永瀬に夢中になるわよ。私は蚊帳の外ね。」
「そんな…有り得ません」
彼は自分の美貌を認めるつもりはないみたいだ。
「明後日のドレスを今のうちに決めようかしら」
「承知しました。」
そして永瀬と共に試着室へ向かった。
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作者名：薄 | 作成日時：2022年11月19日 0時
