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「あー…星野先生も回診…です、よね。酒井さん。」
「は、はい。」
「え、私とタッグ組むの酒井さんなんですか？」
「実力不足ですが…お願いします。」
石原さんに言われ、今日から酒井さんが私とタッグを組むことを始めて知らされた。
「あ、ううん。そんなのじゃなくて。酒井さん新人の中でもエースの部類に入るのに私なんかで良いのかなーって。不満だけど来生の方が良いんじゃない？」
来生の方を見ると、沼津さんと一方的に肩を組んで"俺はコイツだから"と言い張る。
…その割には沼津さん不満げだけど。
「そっか。じゃあよろしくね、酒井さん。」
「はい…！お願いします。」
私は酒井さんを連れて回診を始めた。
「私達が担当するのはこの710〜719号室。」
「はい。」
「皆面白い患者さんたちだから、すぐ打ち解けると思うわ。」
「頑張ります。」
「うんうん。そんなに力入れないで、ね？」
少し緊張気味の酒井さんをリラックスさせ、710号室のドアをノックする。
と言ってもドアは開いているから壁の方が近い。
「ほら、酒井さん挨拶。」
「今日から循環器内科に配属になりました。酒井です。よろしくお願いします。」
酒井さんが頭を下げると、パチパチと拍手が起こる。
少しだけだが酒井さんは恥ずかしそうにしていた。
「それじゃあ基本の血圧と体温測っていきますね。あと…山田さんは聴診も。」
「はーい。じゃあ酒井さん、よろしくね。」
「はい。失礼します…。」
山田さんから順々に血圧と体温を測っていく。
酒井さんは手つきも早いしそれでいて丁寧だし、将来この子は化けるだろうなぁ。
「先生、測れたよ。」
「春野さん。お預かりします。」
「…酒井さん、なんか堅いね。私春野サクラ。」
よろしくね、と笑う春野さん。
流石は女子高生。
フレンドリーだな。
酒井さんは少し戸惑っているから、改善点を出すとすればそこかも。
「お願いします…。酒井結華です。」
「ほらー、堅いじゃん！」
もー、と頬を膨らめる春野さん。
うん、私も最初は困惑してたよ。
「…先生。」
「ん？お、ありがとう。平熱…と。」
4人全員の血圧、体温を測り終わり、パソコンに打ち込む。
「それじゃあ失礼します。何かあったらナースコール押してください。」
「失礼します。」
私達は隣の711号室へ向かった。
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あい - 苗字もかえられたらなぁ、、 (2020年2月19日 10時) (
レス) id: c1027a2b46 (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - 紗奈さん» ごめんなさい、恐らくバグだと思います…。私の方でも時々表示されません…。何度か2-10をタップして頂けると表示されると思います…！更新頑張ります^^* (2020年2月13日 9時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
紗奈(プロフ) - 2-10が公開されてないんですけど私だけでしょうか？いつも楽しく読ませていただいてます。これからも頑張ってください!! (2020年2月13日 2時) (レス) id: 7ed4c7ed68 (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - かなたさん» ありがとうございます…！甘えてる天堂先生、あのドSっぷりからは想像できませんね…。笑 更新頑張ります！ (2020年2月11日 23時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
かなた(プロフ) - ぁぁぁぁ！！好きです！浬がすんごく格好良い！！今寝ちゃってるけど、酔ってる状態で一回起きて星野ちゃんに甘えてほしい！！とか思っちゃいます(おい)更新頑張ってくださいね！ (2020年2月11日 21時) (レス) id: 62bfdae21e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かの x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2020年2月9日 0時
