悪魔達が嘲笑う。 (ページ4)

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story 3 ページ4

月桂佐くん、すっごく可愛いなぁ。
弟にしたい……

私は浮かれて廊下を歩いていたら誰かとぶつかった

『いたた…すっ、すいませんっ！』

？「あ、いたいた。てんこーせーちゃん♪」

『えっ…？』

？「僕はね、温羅衣郷。よ・ろ・し・く♪」

温羅くんは私にウインクした

『えっ、と…？』

衣郷「全く…心配させんなよな、英華」

温羅くんは表情を変え、舌打ちをした

衣郷「…おら！行くぞ！！」

『えっ……』

衣郷「何、とぼけてやがる。馬鹿か？今、授業中だぜ？」

…休み時間が過ぎてるのは分かっていたが、月桂佐くんと喋っていることが楽しくて時間を忘れていた

『ひ、1人で行けばいいよ…』

衣郷「クックック。面白ぇなぁ、お前」

『は…？』

衣郷「言っとくけど、俺もアクマなんだぜ？」((ﾆﾔﾘ

『………』

私はどうすればいいんだろう…

衣郷「…その顔、そそるねぇ…！」

貴方、Sですか……(;´д｀)トホホ…
私、よくやっていけてるなぁ！此処に来て…

『私…後から1人で行くからいいよ』

衣郷「僕を騙す気？」

温羅くんは私の手首を掴んでそう言った

『騙すだなんて…』

衣郷「違わないでしょ？」

『………』

衣郷「…？黙れば済むと思ってる？……だったら、君をコロしても問題ないよね～？」

『っ……！』

衣郷「そうと決まったら、さっさとシマツするしかないよねぇ～」

私は怖くて目を瞑った。すると…

？「衣郷！」

衣郷「ちょっと～、邪魔しないでよねぇ」٩(๑`^´๑)۶

？「こいつには話があって、たまたま通りかかったらお前が何かしようとしてた。そうだろ？」

衣郷「ﾁｯ」

私は唖然とした…目の前の光景に

……とりあえず、助けて貰ったしお礼を言おう

『あの…ありがとうございます』

？「…ん？あぁ。それより、大丈夫だったか？」

『はい。…おかげで。』

？「今度から気をつけろよ」

彼はそう言って温羅くんと行ってしまった
……また会えるかな？