検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:3,184 hit

2 ページ2

.









『そっ、か 』









目の前の彼は遠くの方を眺めて力なく呟いた。









「あのね、私の彼氏。色々しつこくて、









正直冷めてる。 別れたいんだよね。」









私も彼と同じように遠くのほうを眺めて言い放つ。









『そうなんすね、』









「どうしても離れたくてさ、
 









だからこの街出て行こうと思ってるの。」









『え、』









光のない眼を私に向ける瑞稀くん。









 

「彼と離れるにはこうするしかないんだよね。」









だから瑞稀くんと付き合っても会えないよ。
私はそう付け足して姿勢を正す。









「ごめんね、瑞稀くんの気持ちには応えられない、」









『…Aさんは、俺のこと好きなんすよね、』









「好きだよ。 大好き、 」









『、いやです。遠くに行ったって会えるし、』









「私東京行くんだ。…だから高校生である瑞稀くんには会えない。」









そうだよ、高校生なんだよ。

だから軽い気持ちで神奈川と東京の距離を行き来できないんだ、









『わかりました。じゃあ ___』









.

3→←1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
設定タグ:井上瑞稀 , ジャニーズ , HiHiJets   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆゆ | 作成日時:2020年5月20日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。