付き合う前の話(両片想い)(完) ページ46
「ねぇ爆豪君」
「あ？」
「爆豪君って何でそんなに料理上手いの？」
「知らねェって前にも言っただろが」
日々疑問に思うことをある日ぶつけてみた。
納得のいく返事は聞けなかったけども。
「爆豪君はいい主夫になりそう」
「殺すぞテメェ」
「ごめんなさい頭掴まないで爆豪君」
捻り潰されそう怖い。
「ほんとにお嫁に来て爆豪君...」
そしたら結婚できるし、
毎日美味しいご飯食べられるし、
毎日爆豪君見れるんでしょ？
これぞ天国だね。
「アァ？！誰が嫁だクソが！」
「だってもう私爆豪君の料理以上のものは無いなって言い切れるよ！」
毎日食べたい！
私のために毎日お味噌汁作って欲しい！！
結婚して爆豪君！！！
なんてことは言えずに。
「っ、お前ホント恥ずかしい奴だな死ねよ！」
爆豪君の顔が赤い。
好き。
「爆豪君のご飯まだ食べたいから死ねない」
「黙れっつってんだろ！」
「はよ嫁いで爆豪君！」
「俺は嫁ぐ気なんざ塵ほどもねェわ！！」
ですよね。
...ん？
(俺、は？)
あ、そっか
「じゃあ私が嫁げばいいんだ」
「.....、？！」
「爆豪マナって、良くないですか？」
「、バッ、は、っハァ？！」
爆豪君の顔が更に赤くなっていく。
ついでに私の心臓も早鐘を打つ。
こんなことを言っていますが、
照れてないわけじゃないんです。
「そしたら爆豪君のご飯毎日食べられますねぇ...！」
「っんとに、殺すぞクソアマ...！！」
「爆豪君私のこと貰ってくださいよ」
「死ね！！！」
「付き合う段階すっ飛ばして結婚したぞ」
「お付き合いを前提に結婚ってか」
「逆だろ」
「それな」
「小楯さんよく殺されないなぁ...」
「いやもうあれお互い何で気付かへんの」
「気付かないねアイツら馬鹿だもん」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
爆豪君の心境
「俺は嫁ぐ気なんざ塵ほどもねェわ！！(お前が来いやクソがほんと可愛いな死ね！)」
満更でもない爆豪君。
超可愛い尊い。
終わり
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ヤク - 好きだ､､､､ (2月28日 14時) (
レス) @page44 id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
Runa☻ - 飯テロのお話大好きだし、かっちゃんもいいし…！！主人公ちゃんの性格言動…！全てがドンピシャて好きぃぃぃ……！！！！ (12月3日 19時) (レス) @page46 id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
羽瑠 - クソ尊いですね......（口悪いのは許してください） (2022年8月4日 23時) (レス) id: 82a0f16a82 (このIDを非表示/違反報告)
轟好きすぎて無理 - ワイもマカロンのことマカロニって言ったことありますし、狭いとこ5分いたら寝る自信ありますよ！！！！ほんまに寝て先生に起こされたし、、、！(すごくないですか！！？)あ、可愛かったです！！！ (2021年8月18日 11時) (レス) id: a5ff14c25a (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 猫田さんの書く爆豪くんが大好きです…！これからも作品楽しみにしてます (2021年8月14日 23時) (レス) id: bfe242509d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫田 美猫
| 作成日時：2017年8月10日 13時
