。。。陸拾肆 ページ17
*NOside*
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Aが気絶したあと、レントはAに寄って行った
レントがAの体に触れる
「すごい熱だ…琳童、氷を袋に入れて用意してくれ」
「わ、分かりました!」
レントはAを抱きかかえ、寝室へ運んだ
「ご主人……」
頰をなで、髪をなで、いろんなところを愛撫する
そのとき、麻呂がレントのことを呼んだ
「狐殿、話したいことがある」
「麻呂、」
「Aのことは、あの子供に任せて、少し時間をくれないか」
いつもより真剣な眼差しでレントを見つめる麻呂
その目を見たレントは拒否なんてできなかった
「分かった、部屋に戻ろうか
琳童、ご主人を頼む」
「はい!」
琳童は寝室に向かい、部屋にはレントと麻呂だけの二人きりとなった
少しの沈黙が流れ、それを破ったのはレントだった
「話、というのは」
「うむ、実はな、先ほど風呂でAの生気を少しいただいたのだがな…
それで確信した
Aは_________」
「ご主人、は…?」
麻呂は目を伏せて、静かに言い放った
「_____酒呑童子の子だ」
「……は?」
「余がAに、余の鬼の生気を与えてしまったが故に、Aは鬼としての血が蘇ってきておるのだ」
「いや、しかし、なぜ…、ご主人は人間ではないのか!?
妖力が一つも感じられん…!」
「狐殿も知っているじゃろう? 昔あったあの戦争…、あのときAは妖力を全て失ったのだ」
それに記憶も、と麻呂は付け足す
「混乱するのも無理はない、
余だってこうみえても内心焦っておるのじゃから…」
麻呂は冷や汗を流しながら微笑む
「過去に戻ってみるか?」
「なんだと、麻呂、そんなことができるのか?」
「あぁ、どうじゃ、Aのこと、知れるかもしらんぞ?」
「返事は分かってるだろ…?」
麻呂は妖しげにうなずいた
「では、行こうか…」
そのとき、部屋は閃光につつまれた
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分かりづらかったらすみません、
これでも一応話の裏付けなどは考えているんですよ…!!!
長くなるかもしれませんが、よろしくお願いします!
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匿名4 - なんでルトは名前があるのに狐(レント)には無いんですか? (2019年2月9日 18時) (レス) id: 86c45a69c5 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカ.オピタ - えェえェェェええ!!??このあと凄く気になりますゥゥゥゥウゥウウ!!?同じく更新を恵んでくださいぃぃぃぃぃいい!!!← (2018年12月29日 18時) (レス) id: e7bd5eb28a (このIDを非表示/違反報告)
ねむる(プロフ) - 更新を、、更新を恵んでくださいいい!!← (2018年5月30日 2時) (レス) id: 2048cbde50 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗マリ - とても面白いです。更新楽しみです。 (2018年4月7日 16時) (レス) id: 5bc062f5e5 (このIDを非表示/違反報告)
さかな(プロフ) - ヒビキさん» あああああ!!!!優しすぎですか!?!?ありがとうございます(´;ω;`) こちらこそよろしくおねがいします〜(*^_^*) (2017年11月5日 17時) (レス) id: 1683482e3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さかな | 作者ホームページ:無気力組とシェアハウス、してみたくない?
作成日時:2017年7月15日 21時