143話 ページ10
〈サバナクロー寮〉
リドル先輩と別れやってきたのはサバナクロー寮。
此処に最後のターゲットであるジャック・ハウルがいるらしい。
乾いた大地と空気。
他の寮とは違いThe自然って感じ。
デュース「おぉ〜。ここがサバナクロー寮か」
グリム「ゴツゴツした岩みてぇな建物だ!あそこにあるでっけー骨、なんの骨だ?」
エース「ウチの寮とは全然雰囲気が違うな」
ケイト「それなー。なんか、超野性味を感じるっていうか?
もう空間そのものがワイルドだよね〜」
『俺はこの空間結構好きだな…。
んで、そのジャック・ハウルはどんな奴なんですか?』
ケイト「褐色肌に銀髪。狼っぽい耳とフサフサの尻尾がトレードマークらしい」
グリム「おっ、アイツじゃねーか?庭で走ってるヤツ!」
グリムが指す方向を見ると
言葉通りの容姿をした人物が走っていた。
ケイト「ビンゴ!グリちゃんお手柄。特徴ピッタリだよ。
彼に間違いない」
エース「っつーか、さっきの双子に引き続き、身体デカっ!」
デュース「あのたくましさは格闘技にも向いていそうだな」
『まぁ、どの部活がアイツを欲しがる理由も分かるな』
遠くからでもそいつの体はしっかりしていることが分かる。
『よし、話掛けてみるか。
グリム、お前は行くなよ………ってアイツは?』
グリム「オイ、そこのツンツン頭」
ジャック「……あ?」
グリム「お前が悪い奴に狙われているかもしれねぇから、オレ様達が守ってやるんだゾ!
どうだ、嬉しいだろ!」
ジャック「何だ?てめーは。走り込みの邪魔すんじゃねぇよ」
ああ〜〜〜………遅かった
ケイト「ちょっとちょっとグリちゃん、話しかけ方に問題がアリすぎでしょ!」
ケイト先輩が駆け寄りグリムの口を塞ぐ。
出来ればそのまま話さないようにしていて欲しい。
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作者名:オルガ | 作成日時:2021年1月16日 2時