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217話 ページ32

ジェイド「さて、話を戻しますが。もしかしてAさんのお悩みは……このおバカなイソギンチャク達についてではありませんか?」


『……』

 
 
 
 
分かってるくせによくもまぁいけしゃあしゃあと言って下さる。
その綺麗な顔面に一発入れてやろうか←お前も綺麗な顔面だよ

 
 
 
ジャック「もしかして、なんてよく言うぜ。ニヤニヤしやがって」

フロイド「なに、コイツ?ツンツンしててウニみたい」

ジャック「なっ……ウニじゃねぇ!オオカミだ!」

 
 
 
 
ツッコむ所そこなのね。


 
 

ジェイド「もしかしてAさんのお悩みの種が、イソギンチャク達についてなら……直接アズールに相談するのが一番だと思いますよ」

『アーシェングロット先輩に、ねぇ…』

ジャック「何だと?」

ジェイド「アズールはグレート・セブンの海の魔女のようにとても慈悲深いお方。
きっと貴方の悩みを聞いてくれるでしょう」

フロイド「そうそう。アズールはどんな悩みでも解決してくれるよ。
たとえば……そこにいるイソギンチャク達を自由にしたい、なんて願いでも」


 
 
「「「え!?」」」


 
 
 
フロイド先輩の言葉に反応する3馬鹿。
何でコイツ等の前でそう言う話をするかな。

コイツ等だったら「頼む、A!アイツに勝ってくれ!!!」なんて俺にたかるに決まってる。



 
ジェイド「勿論、タダで…とは言いませんが」


ジャック「それが本題か。Aにもアイツと契約させようってんだな」

ジェイド「そんなに牙を剥き出さないで。陸の生き物は獰猛ですねぇ」

フロイド「オレ達は親切で教えてあげてるだけだよ。ねぇ、ジェイド」

ジェイド「ええフロイド。僕たち、悩みを抱える可哀想な人を放っておけないタチでして」
 
 



どの面下げて言ってんだか…
双子を軽く睨むと目が合い不気味な笑みを返された。

 
 
 

ジェイド「もし、この話に興味がおありなら、夜9時過ぎに“モストロ・ラウンジ”へおいでください。美味しいお茶を用意してお待ちしております」

フロイド「待ってるねぇ、小エビちゃん」


 
 
 
そう言って双子は去って行った。

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否羅(プロフ) - ニッチさん» コメントありがとうございます!直させていただきます!! (2021年2月19日 13時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)
ニッチ(プロフ) - めちゃめちゃ面白くてずっと読ませて頂いてます!(о´∀`о)あの、指摘すいません!215でジェイドの名前がジェックになってました! (2021年2月19日 1時) (レス) id: ba83da60d5 (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - 宇琉夜ハルさん» コメントありがとうございます!!直させてもらいました!! (2021年2月18日 21時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 毎回楽しく見させてもらってます! 初めてのコメントが指摘ですみませんあの名前が217話で変換されて無いですよ!更新頑張ってください!! (2021年2月18日 19時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - チョエさん» コメントありがとうございます!面白いと言ってくださり嬉しいです!!!(嬉泣)これからもこの作品をお願いします!! (2021年2月6日 2時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:オルガ | 作成日時:2021年1月24日 1時

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