貪欲な精神に基づく海賊 《2》

66話 ページ32

ユウがいた所に砂塵が起こり何も見えない



エース「嘘だろ…」

デュース「そんな、、ユウ…」

グリム「……ユウ」



リドル「っ…！魔法を使えないあの子を狙うなんて…外道にも程があるよ！！！」





そう言ってリドルはユウに魔法を放ったサバナクロー寮生に首輪を掛ける



巻き起こっていた砂塵がおさまりようやく視認ができるほどになったが
そこにユウはいなかった


　
　
　
　

レオナ「マジかよ…」

ラギー「本当に、殺しちゃったんすか……？」



　
　
　

まさか、自分の寮生が死人を出すとは思わなかったらしくレオナまでも動揺している
　
　
　



エース「怪我人では飽き足らず死人までも出しやがってっ…！！」

デュース「ふざけんじゃねぇよっっ！！」

ケイト「！エースちゃん、デュースちゃん！！落ち着いて！！」

エース「これが落ち着いていられるかっっ！！
友達(ダチ)殺されて、正気なんて保っていられっかよ！！！！」

デュース「アイツ等にも同じ目に合ってもらわねぇと気がすまねぇ！！！」





ケイトが必死になってエースとデュースを止めているが
怒りに我を失っている二人の目には憎悪しかない

ケイトもリドルも予想していなかった事態に動揺する
まさか、死人が出るとは思ってもいないことだったのだから




そんな時、鶴の一声が聞こえた
　
　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　



　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
『取り敢えず、双方いったん落ち着け』

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