91話 ページ46
その場にいる誰もが驚くことだった
何故なら、魔力がない人間が寮長であるリドル・ローズハートの魔法を防いだからである
『(マジで成功するとは思わなかった…。
あーでも、呪術とは違うものだから呪力の減りが凄いな…)』
ローズハート先輩のユニーク魔法を防いだ手を見つめ
開いたり、閉じたりしている
沈黙していたその場はローズハート先輩の一言でザワつきを取り戻す
リドル「トレイ!ケイト!コイツ等をつまみ出せ!!!!」
トレイ、ケイト「「…はい、寮長」」
ローズハート先輩の命令に、暫く沈黙した2人
しかし、何も反対せずマジカルペンを片手に俺達の前に立つ。
二人の表情は何か苦しそうだ
ケイト「ごめんねー、オレ達寮長には逆らえないからさ☆」
トレイ「悪いな」
エース「あぁ、そうかよ…やってやらぁ!!」
クローバー先輩とダイヤモンド先輩に魔法なしで立ち向かおうとする
エースを止める
『馬鹿野郎。魔法なしでどうするつもりだ。
此処はいったん引くぞ』
エース「くっそ!ぜっってぇ謝らねえからな!!!」
『行くぞ。三人とも』
エース達を連れてハーツラビュル寮を出て行くと
後ろからクローバー先輩が駆け寄ってきた
トレイ「謝れば寮に戻れるように寮長は宥めておく」
『アンタはそれでいいのか』
トレイ「…どういうことだ」
『傍観者のままでいいのかって言ってんだ』
トレイ「っ!」
『結局は怖いんだろ。魔法封じも、機嫌を損ねることも
副寮長が聞いて呆れる。アンタは骨のある人間だと思ったが、所詮その程度だってことだな』
図星なのか眉を寄せ、心なしか唇をかみしめている
なんで、気づいてるのに“間違ってる”と言わないんだろうか
『失礼する』
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翡翠 - 初めまして!翡翠と申します!トレイ先輩の苗字、クローバー先輩じゃなくて、クローバ先輩になってます! (2021年7月28日 15時) (レス) id: f88e6ce06f (このIDを非表示/違反報告)
オルガ(プロフ) - EVENINGさん» コメントありがとうございます。ご指摘されたところ直させていただきました (2021年5月30日 21時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)
EVENING - 初コメントで指摘すみません。 52話のエースSide「日の光」が「火の光」になっていますよ。 (2021年5月26日 19時) (レス) id: 47337725d2 (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - 宇琉夜ハルさん» コメントありがとうございます!!良かった!!!! (2021年3月27日 16時) (レス) id: 9fc179e20a (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - 今宵さん» コメントありがとうございます!実は参考にしましたw (2021年3月24日 17時) (レス) id: 9fc179e20a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルボナーラ | 作成日時:2020年11月4日 0時