浦島坂田船の田は坂田の田じゃない

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坂田サイド


ある日のこと、


帰り道、


『歌い手になったらみんなでグループ作りたいね！』


Aが突然言った。


う「いいじゃん！」


し「でも先に名前決めないとなw」


たしかにwwww


セ「センラはもうセンラにしますわ笑笑」


まぁあだ名で一人称がそれだからなwwww


し「じゃあ俺も志麻でええや、」


う「もう名前じゃねーかwwww」


じゃあ、


さ「俺も坂田で！」


『さかたんはアホだからあほの坂田にしたらいいじゃん！』


と、親指を立ててドヤってきた。


えぇ！


う「A、ネーミングセンス良き良きwwww」


し「それでええやんwwww」


セ「上に同じくwwww」


さ「うぇぇぇぇぇ‼‼‼嫌やわ！坂田でええねん坂田で！」


なんで名前にまでアホつけないとあかんねん！笑笑


『冗談だってw』


う「じゃあ俺も名前でうらたにしようかな、」


『えー！うらたんはたぬきだよ！』


し「たぬきwwww」


たwたぬきwwww


う「嫌、絶対。」


『じゃあうらたとたぬきでうらたぬきは？』


セ「なんかしっくりくる。」


し「うん。」


う「マジで？」


『うん。』


う「じゃあうらたぬきにしよーかな笑笑」


『けってーい‼‼‼』


手を合わせてぴょんぴょんするA


『じゃあグループ名はまた今度決めよ！じゃあ私今日スーパー行かないと行けないの！じゃあね！』


右に曲がって走って行くA、



さ「一人で大丈夫か？？？」



『大丈夫！すぐそこだし、買うもの少ないから！』


そう言って走って行ってしまった。



う「あー行っちゃった。」


し「一人で大丈夫なんか？？？ほんまに、」


セ「さぁ、」


でもスーパーはすぐそこなので大丈夫だろう、そう思ってしまった高校時代の俺を全力で今なぐりたい。


この後俺は家に帰って、急に疲れが出て来たのでベッドに制服のまま倒れるように寝てしまった。

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