有名人になってた件【ハイキュー!!】

12話 ページ12

『あ〜…お久しぶりです…』







「おっほほ、有名になりおって」







私は今、猫又先生に会っています







烏養監督繋がりで高校の時にお世話になった人です




　


「まさか烏野の指導をするとわ」






これも全部烏養監督が原因なんだよ








「あぁ最初自己紹介の時間取るから挨拶しろよ」







『えぇ〜大丈夫ですよ…』







「Aもそのほうがやりやすいだろう」








まぁそうですけど…








絶対烏野のみんなみたいな反応されるんだろうな








反応されなかったら、されなかったで悲しいけども…








「あっAさんいた！行きましょ！」








『あぁ日向君ごめんね。行こっか』










そこから私は日向君と喋りながら体育館に向かった









そういえば音駒以外の高校ってあとどこだっけ？







確か梟谷だっけ？









…日本の高校はわからん








一回有名な選手だけでも調べておこうかな…







そうこうしているうちに体育館についていた







最初に監督からの言葉があるらしく、多分その後に私の自己紹介が入るだろう








顔を見られたら叫ばれそうだから体育館の隅で目立たないようしています








猫又先生がその時になったら呼んでくれると信じていよう










すると監督の話しは終わったらしく私の名前が呼ばれた










「A、こっちに来い」










猫又先生に来いと言われたので生徒達の前に並んだ











『えっと烏野の指導者として来ました。光沢Aです。よろしくお願いします』











私がこういうとあの時と同じように体育館の中がシーンと静まりかえった








私これ知ってる








何回も体験したからもう何も思わない








…ちょっと安心した部分もあるけど








烏野のみんなはそんな周りの反応が面白いのかなんなのか何故かニヤニヤしている

　






君ら烏養さんと同じような顔をしているよ…









この沈黙を破ったのは猫又先生だった









「じゃあ練習を始めよう」










「ちょっと待ってください！」

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