占いツクール
検索窓
今日:472 hit、昨日:552 hit、合計:37,188 hit

拗らせ 8.you ページ8






「飛貴、一緒に行こ」





珍しく早く起きた朝。玄関で靴を履いてる飛貴を追いかける。





「あれ、瑞稀くんと涼くんは?」


「瑞稀は生徒会、涼はテスト2週間前だから早く行って勉強するって」


「涼くんが勉強とか珍し。明日雪でも降るんじゃない?笑」


「涼に同じこと言ったら怒られた笑」




蒸し暑くなった朝。通学路を2人で肩を並べて歩く。


高2になってまでも姉と一緒に学校に行ってくれる弟なんてそうそういないだろう。





「部活、頑張ってる?」





飛貴はテニス部。小さい頃から習っていたかいもありエースとして部長として部をまとめている。





「まぁまぁ。可も不可もなくって感じ?」


「何それ笑 ちゃんと頑張ってんの?笑」


「そう思うなら大会見に来てよね!」


「じゃあ見に行こうかな。久しぶりにテニスしてるとこ見てみたい」





だから頑張ってね、と軽く頭をポンポンと撫でると恥ずかしかったのか耳を真っ赤にする飛貴。





「もう子供じゃないんだからやめてよ!」



「ごめんごめん笑」




そんなやり取りをしながら校門をくぐろうとしたところで聞き馴染みのある声。




「今日は珍しく早いじゃん。弟と来るなんて」


「瑞稀かよ…。生徒会の仕事って校門前の挨拶だったのね」


「悪いかよ」


「いえ、なーんにも。」





朝から嫌味かよ、と思いながら下駄箱に早足で向かった。









「つまんな……」




帰りも2人とも用事。


帰ってもやることが無い私は自分の席に突っ伏していた。


一番後ろの一番窓側の私の席は黄昏れる特等席。


空いている窓から入ってくる風が気持ちいい。




「雄登くんだ」




窓から見えるのはグラウンドで野球部が練習している姿。


野球部の雄登くんの姿ももちろんある。


テスト2週間前になると部活は停止になるのだが大会が近いのか野球部はいつも通り練習していた。



練習風景をぼーっと眺めていた私はいつの間にか眠っていたらしく次に目覚めた時にはオレンジ色の光が窓に差し込んでいた。





「起きましたか?」





不意打ちすぎる声にビクッと肩を震わせる。




「雄登くん…?」




そこにいたのはさっきまで外で練習していた雄登くんだった。

拗らせ 9.yuto→←拗らせ 7.you



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (71 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
512人がお気に入り
設定キーワード:HiHiJets , 美少年 , ジャニーズJr.
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:shiho | 作成日時:2019年5月18日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。