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拗らせ 13.you ページ13

電車を降り日が落ちた道をユニフォーム姿の雄登くんと歩く。




「雄登くんってさ、兄弟とかいるの?」



そういえば私、雄登くんのことあんまり知らないなと思い言ったなんともベタな質問。




「いないです。だから浮所が羨ましいんですよね、Aさんみたいなお姉さんがいて。」


「飛貴にそう思われてればいいんだけどね、」


「え?」


「初めて言うと思うけど、飛貴と私本当の姉弟じゃないの」




雄登くんには知ってて欲しくて、言わないといけない気がして。




「だから飛貴が私のことどう思ってるかわかんないの。飛貴にとっていい姉になれてるといいんだけどね」



「そう、だったんですね」





夜の道に響いた私の言葉に雄登くんはあえて深くは掘りさげなかった。





「…あの、俺からもひとつ質問いいですか?」


「なに?」


「Aさんって、、好きな人とかいるんですか?」




いきなり踏み込む質問に少しドキリ。




「それがいないんだよね笑 」


「瑞稀くんとか橋本先輩は…?」


「瑞稀と涼?ないなー笑 そういう目で見たことないし2人は家族みたいなもん」


「じゃあ2人に告白されたらどうしますか?」





瑞稀と涼が私のこと好きだったら、か。





「んー、本気で好きっていうなら考えるかな。」




まぁそんなことないと思うけど。





「雄登くんは?好きな人、いないの?」


「いますよ」


「え?!いるんだ!同じクラスの子?」


「いや、先輩です。」


「年上か。どんな人なのその子。」


「えっと、見かけは完璧なのにちょっと抜けてるんですよね。全然振り向いてくれないですけど。」


「へー。振り向いてくれるといいね、その子」


「結構踏み込んでってるつもりなんですけどね」




雄登くん好きな人いるんだ。

そのルックスだったら一発だと思うけどなー。




「雄登くんここまででいいよ。今日ありがとね。」


「こちらこそありがとうございました。…Aさん、最後にひとついいですか?」


「ん?」


「Aさんって結構鈍感なんですね」


「…え?」


「それだけです笑 じゃあまた明日学校で」


「う、うん」




それだけ言って行ってしまった雄登くん。

…私なんかした?

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作者名:shiho | 作成日時:2019年5月18日 23時

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