R 猫とお昼寝とヘルメット ページ4
KAINkunさんリクエストありがとうございます！
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『あ、猫。』
リハビリ中のある日のこと。
車椅子で城内をまわっていた私は、とある1匹の三毛猫にとても目を惹かれた。
「にゃぉ〜」
『あっ、待って』
まるでこちらに来い、と誘うようにしっぽをゆらゆらと揺らしながら先いく猫のあとをついていけば、外に出た。
「にゃご…んにゃ」
外に出てもなお、こちらを見て「早くこっち」と言わんばかりに歩く猫に、私は必死に車椅子で追いかける。
少しすると、猫はピタリと大きな木の下で止まる。
そこは、天気のいい今日の日なんかはとても日当たりが良く、心地よさそうな場所だった。
『こんなところあったんだ…』
と私が木を見上げて見蕩れていれば、「あれ？Aやないすか。」
なんて舌っ足らずな声が聞こえた。
『あ、ショッピさん。』
「ここ、俺の昼寝スポットなんすよ。…あー、ミケ太郎に連れてきてもらったんすね」
『ミケ太郎…？』
「あ、こいつです」
ショッピさんの抱き上げた猫は、たしかに先程の三毛猫だった。ミケ太郎って言うのか。
「せっかく来た事ですし、少しお昼寝していきましょうよ。」
ぽん、と私の膝にタオルケットを乗せて、ショッピさんは横の木の幹に寄りかかり目を閉じた。
数秒もすれば、よほど疲れていたようで、すぅすぅと寝息を立て始めた。
寝る時に、ヘルメットは少し堅苦しいだろう。
彼のヘルメットを静かに取ると、そのヘルメットを膝に乗せ、私も目をつぶった。
たまにはこんなうたた寝も悪くない。
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Yui(プロフ) - 初コメ失礼します!今日この作品を見つけて一気に読んじゃいました!笑 塾、大変だとは思いますが、頑張ってください!! リクエスト失礼しますm(*_ _)m 記憶を失った夢主ちゃんと周りの対応、みたいなのを見てみたいです…!!よければお願いしますm(_ _)m (2022年1月5日 21時) (
レス) @page24 id: c60ef46fe4 (このIDを非表示/違反報告)
Nebel(プロフ) - リクエストに応えていただいてありがとうございます！あの総統が遠い目って、あの三人恐ろしや(笑）でも夢主ちゃんはもっと強いんだろうな(遠い目) (2021年1月11日 1時) (レス) id: 758ebcb85a (このIDを非表示/違反報告)
雲雀(プロフ) - Nebelさん» リクエストありがとうございます！！めちゃくちゃ面白そうで今からワクワクしております…！お楽しみにお待ちください！ (2021年1月9日 17時) (レス) id: 4aed07b718 (このIDを非表示/違反報告)
Nebel(プロフ) - 『戦え！ (名前) ちゃん！！』を見て思いつきました！リクエストです！ 毒素と夢主がトラブルメーカーの幹部たちを粛清していく。みたいなのは、いかがでしょうか？よろしくお願いします！これからも頑張ってください！ (2021年1月9日 17時) (レス) id: 758ebcb85a (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅ｨ(プロフ) - 雲雀さん» あら…………‥() (2021年1月9日 6時) (レス) id: 9649b9bc73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雲雀 | 作成日時：2020年12月28日 11時
