とある軍の幹部事情！Story3

第106話　byクロ ページ17

薮医者とラファエルが居ない医務室で棚を漁りお目当ての薬を探して居るのだが中々見付からない。
というか、薬の名前など一つも分からないから勘で探すしかないのだけどね。薬瓶を手に取っては棚に直しという作業を数十分程、繰り返していた。

「おーコレ？」
なーんかそれらしき物を見付けた。
うん、多分これだ。
瓶にはし、しん…シングレア?と書いてあるが…何の、薬だ…?? ←

お目当て？の薬を手に入れたから戻ろうと瓶を眺めながら扉の方向にへと進むが何かにぶつかり瓶を取り上げられた。
「あ…………」
(オワター。)
目の前に笑顔で立って居るのは薮医者だ。

「全く…喘息の薬を持ち出して何をする気だ」
「そのしんぐれあ?って、そのぜんそく?の薬なんだ…じゃあさ、痛み止ってどれ？」
溜め息を溢しながらも薬をくれる薮医者に感謝しながら飲み、包帯の件を持ち出される前に全力疾走で逃げた。

あれ、薬飲んだのに撃たれた箇所めちゃめちゃ痛い……((

「隊長、隊長!!モシンからメルヘンが持ってる武器のリスト借りてきたよ!!」
「ナイス!!とりあえず弾の種類、教えてくれないか？メルヘンに同じものぶちこむから。」

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クロはちょっとキレ気味です…
んじゃ、次お願いしまーす。((

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