検索窓
今日:6 hit、昨日:4 hit、合計:11,621 hit

第63話 byナガンレア ページ19

……うー…ん?
今私はどこにいる?

…分からない。
目を開けるのも億劫だ。

今までの記憶を辿ろう……

確か私はハロウィンパーティーで天使の仮装でもしていて……
皆からもらったお菓子をラフと一緒に食べようと思って、自分の部屋を飛び出して……

ダメだ、この後の記憶が無い。
流石に今どんな状況か全く分からないから目を開ける。

「…え、どこ…………ここは」

すぐに状況は飲み込めた。

ここは恐らく地下室、見覚えが無いから誰かが私を誘拐したと言う事で間違いない。
敵国か……マフィアか、まだ前者であってほしい感はある。
そして今の私の状態。
実験台みたいなものに寝かされている。手足、ついでに首は枷が着いている。抵抗は出来ない様だ。
周りの様子はと言うとなんだか妙だ。私のイメージだと薬品ばっかりなんだが、ここはそんな物よりも工具……アルベルトさんが持ってそうな、そんな工具ばかり。

……本当に嫌な予感しかしない。
そう思ったとき、扉が開き、何者かが入ってきた。

「…誰だ」
「やだよ、敵兵に名前なんて教えたくないさ」

何者か……それはガスマスクを着けた少年。私より年下な気がする。と言うか絶対にそうだ。

「っていうか起きたんだね〜、寝てた方が楽だろうに。運が悪いね!」
「私に何をする気だ……」
「うーん、そうだね。それは教えて上げるさ。君を僕らの軍に引き入れたいんだ〜」
「引き入れる…?いや、私は今の軍を誇りに思っている。だから今の軍を捨てるわけにはいけない」
「はぁー……ほんとお堅い考えー、まぁ言うと思ったよ。だからね僕……」

少年が何か言いかけたとき、急に意識が遠のいていく……
う、だめ…だ……

〜〜〜〜〜〜

「君をサイボーグにしちゃって無理矢理軍に編成するんだ」

……って、あーらら、もう麻酔が効いた効いた。
まぁ、有限実行としようか。

この人が次起きたら、心がなくなっちゃうんだろうなぁ〜
僕、凄い楽しみだよ。

_______
ナガンちゃん大ピンチですね、どうもラテです。
ご丁寧に例の少年はナガンちゃんのGPSとかを壊してます、恐ろしいですね。
一応例の少年の情報はメモに載せておきます。

第64話 byウィル→←第62話 by姉妹(…?)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
設定タグ:幹部事情! , 募集企画 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Noel*26(プロフ) - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/a1de7a53d2/ 作りました( ^ω^)初めてだったから不備があったら許してください。注射一回だけ免除にするんで。() (2020年1月10日 22時) (レス) id: 3a6dfc07f6 (このIDを非表示/違反報告)
らなこな(プロフ) - Noel*26さん» いいよ〜 (2020年1月10日 21時) (レス) id: f463428b23 (このIDを非表示/違反報告)
Noel*26(プロフ) - 続々編作っていいすか...story3がいいなあ (2020年1月10日 21時) (レス) id: 3a6dfc07f6 (このIDを非表示/違反報告)
紫龍@トニック割り - 更新しました。((良い子の皆様はインフルエンザに気を付けて下さいね〜、マジで辛いw (2020年1月9日 22時) (レス) id: d104d608cb (このIDを非表示/違反報告)
紫龍@トニック割り - 更新しまーす。 (2020年1月7日 23時) (レス) id: d104d608cb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:サンレーム国幹部一同 x他5人 | 作者ホームページ:無い。  
作成日時:2019年10月14日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。