【続編！】 とある軍の幹部事情！

第61話　byウィル ページ17

「はぁ...クロぉマジでびびったんですけど...」

窓辺で少し黄昏ていると後ろからチェーンソーを持ったクロが入ってきた。てか...そのチェーンソーどっから取ってきたんじゃ...

「早く飾り付けしよーよー！！」

ノールが僕の袖を引っ張りながら話している。分かったからと少し苦笑いをしながらノールと話しているとルーシュが

「てか..ウィル、仮装のクオリティー凄いじゃん。後ろから見たらほぼ女の人だよ」

そんなにクオリティー高かったっけ？まぁ、自分で見てもまぁまぁの出来だったと思うんだが...
さて...飾り付けをしてみるか

「さぁ！ぼく...いや、今日は私で行くか。私の手の中にはアルさん特製の血糊があります！」

そこまで言い切るとクロがはい！と手を挙げて

「普通の血糊とどう違うんですか？」

「いい質問ですねぇ！この血糊は壁や床などにつけても1日経てば乾き色がなくなる優れものです！これでレオンさんやキムに怒られるのは回避できた...」

そう。これはアルさん特製の血糊だ。えっ？なんで持ってたかって？一回殺人現場を作ってみようとして失敗したからですね。

そして、今来ている4人に血糊を渡して食堂の壁や床に血糊をかけていく。4人で頑張ったら中々凄い物になってきた。ダンボールの中を覗くとジャック・オ・ランタンがあったので沢山の所に置いて行く。

「いやぁ...中々いいんじゃないか？」
「そうだね！めっちゃいいじゃんか！」

少し時間をかけて作った飾り付けはとても良い感じになっていた。血糊ぐあいがリアルすぎて笑うんだけど...

「後は他の人を待つだけだ！」

さて...今夜は騒ぎまくるぞぉ！

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