【銀魂】鬼兵隊と鬼殺隊って似てるよねって【鬼滅の刃】

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「待って待って！俺を置いてかないで守ってくれよぉ…！！」



「気持ち悪いなぁ…俺、弱いヤツに興味ないんだけど」







シンスケともAとも逸れて暫く







結局あの天人は死ぬことはなかった

だから、何度も何度も体を引き千切ってたんだけど





いつの間にか逃げていった

いなくなってた






でもきっとこの山にはそんな天人がうじゃうじゃといる



そう思えば自分は昂ぶってしまう





だって凄いじゃないか


殴っても殴っても死なないんだ


そんなの初めてだ









まぁ、そんなこんなで山をひたすら歩いては天人と戦うって繰り返していて




さっき1人の子供と出会った






金髪の弱っちそうなヤツ







俺が鬼と殺り合っているのを見たのか知らないけど




" 俺を守ってくれ "




なんて縋り付いてきて







「興味なんて無くていいよぉ…！そうだよ俺は弱いんだ！だから守ってくれって頼んでるんだよ！！」



「そこ意地張るとこ？」






思わず俺がツッコミに回るほど (







でもそろそろウザいし

蹴っ飛ばそうかなと思ったとき







弱っちそうなヤツは耳を塞いである一方向に視線を向けた





「…お、音がする…ッ…鬼だ、鬼が…」





って青ざめた顔で言う






鬼



きっとあの天人の事だ








また



また暴れられる







体がうずうずとする








早く



早く殺りたい










「へへっ…餓鬼が2人…喰ってやらぁ」










ああ、やっと来た









「ちょ、待って俺を置いて…って…え、君まさか鬼を……危険だ！素手でなんて…！」






縋り付くソイツをその場へと置いて


天人の元へと駆け出す









「ほら…喰うんだろ？」





「早く…早く俺を楽しませてヨ」







鬼を殴れば

顔にかかる生温かい赤いモノ





でもコイツは死なない







ああ、楽し＿＿「弱いクセに餓鬼が調子乗んじゃねェ…！！」










「…は？」








今、コイツ



弱いくせにって言った？








ああ、面白いなァ





そんなに俺に本気出して欲しかったんだね







「(…っ、音が…あの人の、殺気が…凄い…)」






なら、

お望み通り



本気で殺ってやる










でもあんまり変なこと言ってると































「殺しちゃうぞ？」








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