【銀魂】鬼兵隊と鬼殺隊って似てるよねって【鬼滅の刃】

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『いやぁ、カッコつけて入ってきたけどこんなに部屋が変わるなんてねぇ』


「魔法だっけ？本当に存在するんだね、こういうの」





はい、前回カッコつけて屋敷に入った私らです

中を探索して数十分、なんか部屋変わりました。




歩いても歩いても


襖を開けても開けても



出口にも辿り着かなければ、鬼らしき者も見当たりませぬ






「A、こっち見てないからこっち行ってみよ＿＿＿＿





ポンｯ





…あ、」






神威から話しかけられた瞬間だった




あの音が響いて







私と彼の間に爪痕のような、痛々しい痕が床についた



　

そして





『神威…？』




神威消えたんだけど。


あ、もしかして困ったね


こりゃ困ったわ









『えー…』







待って待って、こういう場面で1人になるとさなんか起こるのが決まりだよね


フラグだよね




嫌なんだけど



気持ち悪い鬼とかほんと勘弁だからね







『…でも移動しない事には進まないしなぁ』





渋々目の前の襖をゆっくりと開ける








「猪突猛進…！！」



『猪鬼…！！！』







フラグ回収お疲れ様です


何々、ムキムキ筋肉の猪頭がいるんだけど





声野太いな！！





反射的に刀を手に取る


そして構えた瞬間だった







「…Aじゃねぇか」



『…え…あ、』









『…晋助っ！！！』









フラグ回収の代償に晋助見つかったよびっくら。


あ、久しぶりだね晋助




見ない間に特に何も変わってないね






相変わらず色気あるね歩く1○禁って言われてるしね







「…あ？ソイツ、片目の知り合いかよ」


「そうだ、江戸から飛ばされてきた奴」






『…晋助、猪と知り合いなの？』





「猪…？あぁ、見た目はこんなだが人間だ、鬼じゃねぇ」







あ、人間なんだ



ごめんね決めつけてたわ見た目で



でも銀くん言ってたな、人は見た目で決めつけちゃいけないって





気をつけよっと






『あ…そうだ、神威と逸れちゃって…』


「アイツもいんのか」


『うん、とりあえず神威を探して…屋敷の主っぽい鬼探したいんだけど…』








ポンｯ






『…！』






まただ、

またこの音、




それに






『あああ…晋助とも逸れた…！』


「逸れたからなんだよ！猪突猛進！猪突猛進！」









『うわあああ、よりによって猪頭くんと一緒かよ…！』








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