【銀魂】鬼兵隊と鬼殺隊って似てるよねって【鬼滅の刃】

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頰をかする冷たい風



寒い




おかしいな

家の戸は全部閉めたはず





風邪でも引いたかな









少し寝ようと家で横になって数十分




寝心地の良かった布団の感覚も


温かかった部屋の温度も





突然全て無くなった






『さむっ…』






むくりと起き上がりまだ霞んでいる視界



だがそれは一瞬にしてはっきりとした映像へと切り替わる








周りに広がる生い茂った木々



マイナスイオンも全く感じない悍ましい雰囲気





陽の出ていない真っ暗な空









『…ホワッツ？？』






・



・




・







『え、いやいやいや！！ちょっと待って私家にいたよね！？』






目が覚めました





まってココどこ！？



家でスヤスヤぁあ…と寝てたよね！





なになになんかいじめられてんのかな私！！



コイツ最近調子乗ってるから山ん中放っとこうぜみたいな？？





え、ごめんて謝るから許して






『いやほんとに…勘弁してくれ…』






これどうやって家に帰りゃいいの


どっちがどっちか全く分からんよ




どこ見ても同じ風景だよ






『野宿とか勘弁だからね！！絶対嫌なんだけど！！！』









「…騒がしいヤツだな」




「ねぇ、煩いんだけど」









『』







ぬっ…と聞こえてきた声




その声にものすごぉく聞き覚えがあった






あ、やべ、嫌な予感しかしない







『あああ…やっぱりそうだよね！君たちだよねぇ…！！』








ゆっくりと声のする方向へ振り向けば冷めた目で見下ろしてくる2人









厨二病拗らせ高杉くん




と




怪力戦闘狂神威くん








「…お前も来てたんだな」



「お腹空いたなぁ…Aなんか持ってないの？」








意味も分からなく山に放り込まれたあげくこの2人と出会うとかどんな罰ゲームですか神様。




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