第12話 ページ12
No Side
貴「工具持ってきているの流石ね」
松「念の為な」
Aはライトで松田の手元をサポート、松田は次々と配線を見分けて切っていく
少しすればタッタッタと足音が近づいてくる
それを感じて振り返ってみれば先程のマスクの男が戻ってきていた
その姿にAは松田を後ろに庇い、銃を構える
松「てめぇ…楽しい楽しい爆弾の解体中だってのに邪魔してんじゃねえ!」
松田が怒鳴った直後パンッと2発の銃声が鳴る
Aの撃った弾丸は奴の拳銃を弾き飛ばし、奴の撃った弾丸は車のドアを持った伊達によって塞がれた
松、貴「班長/航!」
伊「丸腰で拳銃もってるやつ相手にすごんでんじゃねえよ!」
伊達がドアをもったまま突っ込むが奴はそれを飛んで華麗に避ける
しかしその直後、奴は部屋に入ってきた景光に回し蹴りをされ、膝をついた
景光の手にはAが弾いた銃が輝いている
貴「景光!」
諸「ゼロは無事?」
そこへ降谷が戻ってきた
降「すまん、助かった」
伊「奴が壊した車のドアを持ってきて正解だったな」
マスクの人物は拳銃を取られた上に、拳銃武装が3人と部が悪いと判断したのか、非常階段に向かって走り出した
諸「待て!」
景光に続き、伊達、降谷、Aも奴を追いかける
マスクは外の階段まで出ると、右手からフックショットを出し隣のビルに移ろうとする
景光がそれを止めようとするがあと一歩間に合わなかった
貴「2人とも避けて!」
Aの声に2人は咄嗟に避ける
貴「逃がさないわよ」
それと同時にAの撃った弾丸がワイヤーを見事に撃ち抜き、切れた
しかし、奴は寸前で落ちることなく、ビルの淵に捕まり、外階段の踊り場に入っていった
降「班長!頼む!」
降谷はジャケットを脱ぎ捨てたかと思うと、全力で走っていく
伊「!マジかよ!」
伊達は降谷の意図が分かったのか、咄嗟に手で作る
降谷はその足場に足をかけると勢いよく向かいの外階段に向かってジャンプした
降谷は無事に奴の1つ下のフロアの踊り場に着地する
貴「全く無茶するわね」
そう言うと、Aはビルの上に駆け出した
降「ヒロ、班長!まだ奴の仲間が潜んでるかもしれない。松田を頼む!」
伊「お、おう!お前も気をつけろよ!」
降「ああ!」
諸「班長。俺はゼロの援護に回るよ。奴は只者じゃない。1人で相手するのにはキツイと思う」
伊「おう、じゃあ頼むぞ!」
諸「ああ!」
そして景光は階段を降り、伊達は松田の元に戻っていった
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カルーア - 更新待ってます、頑張ってください! (2023年4月22日 14時) (レス) @page27 id: 4be5c8096e (このIDを非表示/違反報告)
氷桜(プロフ) - 星空ブリキさん» こんばんは!コメントありがとうございます!楽しんでいただけているようで嬉しいです!引き続き当作をよろしくお願いいたします…! (2023年2月26日 20時) (レス) id: 09a5bf80c4 (このIDを非表示/違反報告)
氷桜(プロフ) - アオちゃんさん» こんばんは!コメントありがとうございます!楽しんでいただけているようで嬉しいです!引き続き当作をよろしくお願いいたします…! (2023年2月26日 20時) (レス) id: 09a5bf80c4 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - ハロ嫁だぁああ! 大好きシリーズのハロ嫁見れてめちゃくちゃ嬉しいです! 更新待ってます! (2023年2月19日 17時) (レス) id: 2cdbc326e2 (このIDを非表示/違反報告)
アオちゃん(プロフ) - こんばんは!いきなりのメッセージ(?)すみませんとても面白かったです!ニヤニヤが止まらくて気づいたらもう読み終わってました( ˙³˙ )番外編であるハロウィンの花嫁の続き楽しみに待ってます! (2023年2月15日 20時) (レス) id: a5ab7eb0d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷桜 | 作成日時:2023年2月11日 14時