【スパイダーマン】君が誰の妹だって･･･

6話 ページ6

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｢ピーターです。
えーっと今日の報告をするね。
ひったくりを捕まえたよ、あと飼い主から逃げた犬を車から救って、ドーナツ貰ったよ。
それからマンションの18階が爆発して、みんなを非難させたよ。
そうしたら僕の学校の転校生が２回目の爆発で飛ばされて、どうにか助けたよ･･･彼女が無事で良かった。家族は1人だけって話で、それもどうやら忙しいみたいで、今日は野宿になるって言うから、思わず僕の携帯の電話番号教えちゃった。
いやいや変な理由じゃなくて･･･知り合いだし、隣の席だし、いいかなって。
えーっと以上です。また報告します！｣


もうしなくてもいいらしいんだけど、つい癖でしてしまう。

暗くなり始めたマンションの屋上に腰掛けて、今日の出来事をハッピーへ報告する。

でこの報告があるから、地に足つけた仕事をしてるって感じがする。


でも彼女の事は余計だったかな？
まぁ名前を出したわけじゃないし･･･“誰か”までは分からないよね？



｢さて、電話が来る前に帰っちゃわないと！｣
『どなたからでしょう？』
｢さっきの子。Aから！｣
『新たな恋ですか？』
｢は、はぁ！？カレンやめてよ、何言ってるの？まだ気になるだけ･･･って何言ってるんだよ。｣



思わず自分の口から出た発言に、かなり恥ずかしくなった。



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