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4話 ページ4

さて、スーツに着替えた僕は、ひったくりを捕まえて、飼い主から逃げた犬を車から救った、って所で恐ろしい爆発音を聞いて近くのマンションに登ってるところ。


ここまでで、学校を出てそうだなぁ1時間ちょっと?だよね?え、56分?もー細かいこと言わないでよ、カレン。

爆発音がしたのはマンション。

何がどうしてマンションからあんなに派手な音がするんだろ?

そりゃもちろん逃げ遅れた人だっている。
で、僕は今彼らを助けてる。


「階段は使えそう?ダメ?じゃあ僕に掴まって、大丈夫だから、ほら、もう行くよ!下に降りるよー。はい到着、少し離れて待っててね!」
「19階から上の人は階段使える?良かった、階段で屋上に向かってね!今、警察のヘリが来るよ!」


こんな具合にね。

で、だいぶ助けたあとに白い何かが窓からヒラヒラしてるのが見えたんだ。


「あれなんだろ?」
『人のようです。』
「え、人?まだ居たんだ!今いくよっ!」


もう少しって所で、さらに爆発してその部屋が吹き飛んだんだ。

それと一緒に“何か”も吹き飛んだ、そしたらカレンが言ったわけ


『先程の人のようです。』


ってね。
驚いて必死に蜘蛛の糸を伸ばして捕まえたのは・・・転校してきたばかりの彼女だった。

顔中煤だらけで、所々血が滲んで見える。
そりゃそうだよね。
部屋が爆発したんだから。

僕の蜘蛛の糸に両手で必死にしがみついて、不安そうなA。
大丈夫、絶対に落とさないよ!


「やぁ、大丈夫?」
「あ、ええ・・・地面に足さえ着けばね。」
「だよね。大丈夫、ちゃんと助けるよ!」


彼女を蜘蛛の糸で引き寄せて、抱きしめるように抱えてから少しずつ下に降りた。



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ayame(プロフ) - ピさん» やっぱりです!笑 ですが何やら複雑そうな予感です! (2019年7月28日 7時) (レス) id: a7af91969e (このIDを非表示/違反報告)
- やっぱり!ナター○○だったーー!!ネッド大丈夫か!? (2019年7月27日 19時) (レス) id: 85930732e3 (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - 岡Pさん» ありがとうございます!初々しさが出せていたら嬉しいです。なかなかまとめて更新できませんが、1話ずつでも頑張ります! (2019年7月26日 21時) (レス) id: a7af91969e (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - ピリルさん» 初めまして!そうですよね、ロマノフと名乗っている以上そう思いますよね!続きをぜひお楽しみして頂けたら嬉しいです! (2019年7月26日 21時) (レス) id: a7af91969e (このIDを非表示/違反報告)
岡P(プロフ) - とても面白かったです。初々しいピーターが、可愛くて続きが楽しみです。更新心待ちにしています。 (2019年7月26日 0時) (携帯から) (レス) id: 8256504f4a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayame | 作成日時:2019年6月24日 7時

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