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60話 side 煉獄 杏寿郎 ページ12

弘「ねぇA!僕どうだった?凄かった?」

『弘くん凄いね!格好良かったよ〜!』

後藤「あの、Aさんお茶頂いていいですか。」

『勿論です後藤さん、気が付かなくてすみません。』

後藤「いえ、あ!僕、手伝いますから!」

『ふふっ、ありがとうございます。』

錆兎「A、タオル貰うぞ」

『どうぞ、錆兎くん、汗拭いたらお茶も飲んでね?』



これは一体・・・。



土曜日の午後の道場。

午前中の学校での剣道部を終えて、自宅の道場で父上と稽古をつける。

初等部、中等部、
物足りないのか部活から我が家に来る高等部もいる。
あとは大人達だ。

今日は終わりだなと礼をした後の光景を俺は初めて見た。

何せ平日はあまり見ることがなかったものだから。



煉獄「よもや、よもやだな・・・」

槇寿郎「そうか、お前は初めて見るんだったな。Aさんが手伝うようになってたった数日で、あの有様だ。誰が言ったのか生徒も少し増えたな。」



はぁ、と小さくため息を漏らした父上。

大人・子供、男女問わずに囲まれる姿に

先日の朝、燈寿郎が言っていた言葉が思い出される。



「ママね、えがおかわいいでしょ?モテるよ?こんなところでいじわるしたら みんなすきになっちゃうよ?」



あの日は道の真ん中での事だと思ったが、



よもや・・・



煉獄「ここまでとは思っていませんでした。」

槇寿郎「だろうな、それは俺も同じだが。杏寿郎、Aさんはどうも鈍感なところがあるぞ。不死川の弟なんて、Aさんを気に入って来る度に声をかけている。他の者達もまぁ、似たようなもんだな。・・・さぁお前はどうするのか 見ものだな。」



肩にポンと手を置いて、Aさんの方に行ってしまった父上。


なるほど・・・これはマズイ事になっている。



道場内にある時計を見ると6時になろうとしている。
宇髄達がもうすぐ来るだろう。



煉獄「よし。」



短く息を吐いた後、気合を入れて、まずは着替えるかと更衣室へと足を向けた。





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ayame(プロフ) - 結さん» こんばんわ、前回のコメント消してしまいすみません。千寿郎くん直し、『揺れ動き輝く髪』はこれで合っています。会社から仕事に変更してみました!校閲いつもありがとうございます! (2021年12月28日 20時) (レス) id: 4f859fede8 (このIDを非表示/違反報告)
- 何度も続けてのコメントですみません。 この物語では煉獄さんって学校の先生ですよね? (2021年12月27日 18時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- またまた続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 52話のここの台詞 『煉獄さん、保育園の送迎に付き合ってもらうなんて・・・会社に遅れてしまいません?』 これ正しくは学校にではないんでしょうか? (2021年12月27日 18時) (レス) @page3 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 51話のここの部分 煉獄さん、千寿郎さんの稽古を見学した後 ここだけ何故千寿郎さん呼びなんでしょうか? (2021年12月27日 18時) (レス) @page2 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは揺れ動く輝く髪と、ではないんでしょうか? (2021年12月27日 18時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayame | 作成日時:2021年11月9日 20時

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