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45話 ページ46

時刻はPM19時。


驚いたことに1時間半ほど寝坊して、

なんやかんやありましたので、この時間。

予定より少し遅くなってしまったけど・・・

煉獄さんの家に向かう。



『煉獄さん、れ・・・っ煉獄さん!!』

煉獄「む!どうした!」

『歩くのっ、早いんですねっ!!ハァッ、ハァッ・・・ごめんなさい、追いつけなくてっ、!!』

煉獄「あ・・・俺とした事が!!すまない藤枝さん!つい、早足になってしまった!!!」



煉獄さんの足はすごく早い。

スタスタ?・・・シュバシュバ?

駆け足くらいの速さだけど

足が長いのか全く追いつけなくて息が苦しい!


胸に荷物を抱えて

右手も振れなくて

こんなに歩きずらいものなのね・・・

朝は私達のペースに合わせてくれてたのだろうか。



『すみません、体力なくて・・・、、、』

煉獄「いや!気にしないでくれ、俺が考え事をしていたせいだ。」

『大事な・・・事でしたか?遮っちゃって、すみませんっ、』

煉獄「ん、いいんだ。」



煉獄さんはちょっぴり眉を下げて、なんだか切なそうに笑っていた。

暗い中、
街頭に照らされてそう見えたのかもしれない・・・。


スっと出された腕に

私の左腕の荷物が吸い込まれて

彼の同じ手がまた私に伸ばされた。


私の頭の中を沢山のハテナが彷徨う。



『あの?』

煉獄「藤枝さん!今度はゆっくり帰ろう!」

『・・・っはい!』



今度は、真昼の眩しい太陽の様な笑顔で笑う煉獄さん。

良かった、
さっきの顔は気のせいだったのかもしれない。

差し出された手を掴んだ。






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ayame(プロフ) - 結さん» コメントまで校閲していた事に気がついて、2回目のレスでごめんなさい!そこまで真面目に読んでいてくださって嬉しいです。ありがとうございました! (2021年12月16日 5時) (レス) id: 4f859fede8 (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - 結さん» おはようございます!いつも校閲ありがとうございます!よく読み込んでくださって感謝しています。ありがとうございます! (2021年12月16日 5時) (レス) id: 4f859fede8 (このIDを非表示/違反報告)
- またまた続けてのコメントですみません。。。 物語読みました。  沢山のいやほとんどの直しを言ってしまいすみませんでした...。 (2021年12月16日 1時) (レス) @page50 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが…。 同じく48話の作者さんのコメントの部分 言った様子ですね。 カナエ先生ともまだ会っておりませんし、宇髄先生とも再開してませんね。 これ正しくは再会ではないんでしょうか? (2021年12月16日 1時) (レス) @page49 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは君を、幸せにしたいではないんでしょうか? (2021年12月16日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayame | 作成日時:2021年10月18日 17時

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