35話 ページ36
炭十郎「Aさん、煉獄先生は人気もあって、学校にファンクラブなるものもあるらしい。家柄もいいし、性格もいいし、授業は面白い、なかなかの優良物件だ、と炭治郎から聞いたぞ〜」
『炭十郎さんっ!私そんなつもりじゃ・・・』
葵枝「炭十郎さんったら、意地悪しないであげて。ふふっ、ごめんなさいね・・・でも私達もいい雰囲気に見えてしまって・・・先生とAちゃんなら、応援したいわ。」
2人が優しく笑って私を見つめてる・・・
恥ずかしい・・・やめてくださいよ・・・
炭十郎さんはまた店の方に戻ってしまった。
確かに炭十郎さんが言うように
優しくて素敵な人だと思う。
だからって・・・
そんな素敵な人、私なんかじゃ・・・ダメだよ。
『私・・・、応援して貰えるような・・・人じゃないんですよ?』
葵枝「少し先走りすぎてごめんなさいね。・・・Aちゃんがいい人を見つけたなら嬉しいねって炭十郎さんと話していたものだから。」
困ったように笑っても綺麗で、可愛らしい葵枝さん。
『ふふっ、ありがとうございます。ちゃんと"いい人"見つけたら、葵枝さんと、炭十郎さんには絶対挨拶に来ますよ!』
シングルマザーになってすぐ
竈門ベーカリーで働いた。
青あざがまだ薄く残る顔で、かなり疲れてた。
別れても、離れても、
どうやってか見つけられ、
彼がお金をせびりに来るから・・・。
怖かった・・・
葵枝「Aちゃん、大変なこと沢山あったでしょ?今なら・・・自分の事考えてもいいんじゃないかしら。」
そう言って、優しく笑った葵枝さんに
小さく頷いたものの
本当に私の事考えていいの?
まだ燈寿郎は小さいのに?
選択を間違えてしまわない?
本当にいいのかな?
結局それ等が頭を巡って、素直には頷くことが出来なかった。
・
215人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ayame(プロフ) - 結さん» コメントまで校閲していた事に気がついて、2回目のレスでごめんなさい!そこまで真面目に読んでいてくださって嬉しいです。ありがとうございました! (2021年12月16日 5時) (レス) id: 4f859fede8 (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - 結さん» おはようございます!いつも校閲ありがとうございます!よく読み込んでくださって感謝しています。ありがとうございます! (2021年12月16日 5時) (レス) id: 4f859fede8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - またまた続けてのコメントですみません。。。 物語読みました。 沢山のいやほとんどの直しを言ってしまいすみませんでした...。 (2021年12月16日 1時) (レス) @page50 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - また続けてのコメントですみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが…。 同じく48話の作者さんのコメントの部分 言った様子ですね。 カナエ先生ともまだ会っておりませんし、宇髄先生とも再開してませんね。 これ正しくは再会ではないんでしょうか? (2021年12月16日 1時) (レス) @page49 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは君を、幸せにしたいではないんでしょうか? (2021年12月16日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ayame | 作成日時:2021年10月18日 17時