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32話 ページ33

朝ご飯を食べて
早めに煉獄家を出る事にする。


そうそう燈寿郎は、

千寿郎くんの玉子焼きを結局5切れも食べてた。

すっかり玉子焼きが好きになったのかな?

それなら嬉しい。ふふっ。


今日の予定は、

竈門ベーカリーと藤のフラワーへ行って
おやすみの話をすること、
病院に行くこと、
煉獄さんと荷物を取りに行くこと。

かな。それを瑠火さんへも伝えた。



瑠火「Aさんについて行きたかったけど、槙寿郎さんが帰ってくるので・・・ごめんなさいね。」



なんて言われてしまった。

全然いいのに!

それどころか気を使ってくださって・・・

ありがとうございますです。



『さぁ、燈寿郎行きますよー?』

燈寿郎「はーい。」

千寿郎「お迎えは僕がしますからね!」

『ふふっお願いしますね。』



玄関でお見送りをしてくれる千寿郎くん。

意気揚々と言うので・・・

可愛らしさが爆発している。



煉獄「さぁ、行きましょうか!」

『煉獄さんも早めに出るんですか?』

煉獄「2人を家まで送ろうと思う!!」



こちらも意気揚々と言うので

反論するのはやめて素直にお願いすることにした。



煉獄「何か気になるか?」



しばらく家路を歩いていると
ふと隣から煉獄さんの声が聞こえて顔を上げた。

真剣な瞳で、

心配してくれていることが手に取るようにわかる。



『あ、いいえ・・・ただ。・・・・・・くて、』

煉獄「ん?」

『アパートが古くて!!・・・恥ずかしいんです。』



本当に古いの。住んでる人も少ないし、

ボロボロのアパートで、

下の階に住んでるおばあさんが大家さん。



煉獄「アハハハ!!それは楽しみだ!!」

燈寿郎「きょうじゅろー!かいだんもね、ミシミシでね、てでつかむところ ガタガタうごくの!」

煉獄「なんと!それは危険だな!!」



楽しそうに笑う煉獄さん。

やだ、本当に恥ずかしい。

だってそうよね?

だって、そうでしょ?


あんな素敵なお宅と天と地ほど違う我が家。

今にもアパートの名前が取れそうで、

風が吹けばバタバタと音がする。



『煉獄さん、ここなんです。』

煉獄「おお!これは見事にオンボロだな!」



ですよね・・・。

あの階段、煉獄さんが登っても大丈夫かな?と、

言うより送っていただいたけど、ここまで・・・だよね?

家までって言ってたものね・・・

少し寂しく思いながら、煉獄さんを見ると

とても真剣な顔で階段とにらめっこをしてる。



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ayame(プロフ) - 結さん» コメントまで校閲していた事に気がついて、2回目のレスでごめんなさい!そこまで真面目に読んでいてくださって嬉しいです。ありがとうございました! (2021年12月16日 5時) (レス) id: 4f859fede8 (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - 結さん» おはようございます!いつも校閲ありがとうございます!よく読み込んでくださって感謝しています。ありがとうございます! (2021年12月16日 5時) (レス) id: 4f859fede8 (このIDを非表示/違反報告)
- またまた続けてのコメントですみません。。。 物語読みました。  沢山のいやほとんどの直しを言ってしまいすみませんでした...。 (2021年12月16日 1時) (レス) @page50 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが…。 同じく48話の作者さんのコメントの部分 言った様子ですね。 カナエ先生ともまだ会っておりませんし、宇髄先生とも再開してませんね。 これ正しくは再会ではないんでしょうか? (2021年12月16日 1時) (レス) @page49 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは君を、幸せにしたいではないんでしょうか? (2021年12月16日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayame | 作成日時:2021年10月18日 17時

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