検索窓
今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:53,740 hit

17話 ページ18

瑠火「Aさん、行っては行けませんよ!まだその時では無いわ!」

『え!?』

瑠火「杏寿郎、晩御飯ができていますよ。」



隣に立っている私にも伝わるような

ゾクゾクとする寒気。殺気。


瑠火さん!?
なんでそんなに怒っておいでなのですか!!


冷や汗をかいて青ざめていく煉獄さん。



そっと燈寿郎を降ろすと

目を泳がせ

口角は上がったまま

正座した。



煉獄「母上・・・申し訳ありません!」

瑠火「杏寿郎、後でお部屋に来なさいね。」

煉獄「・・・っ!!」



瑠火さんの一言に

目を見開いて固まってしまった煉獄さん。




『そんなに怒ることないですよ!燈寿郎も喜んでましたし、私も嬉しいです!』




私の一言を聞いて

瑠火さんはため息をこぼし

煉獄さんの方を可哀想な目で見つめた。



???


なんででしょうか?




瑠火「Aさん・・・こっちが千寿郎です。」

『あ!はい!!千寿郎くん、よろしくお願いいたします。』

千寿郎「はい!燈寿郎くんも可愛くて、僕!弟が出来たみたいで凄く嬉しいです!」




ひしっと燈寿郎に抱きつく千寿郎くん。


天使が2人に増えたんだ・・・幸せです。





瑠火「千寿郎、杏寿郎も、Aさん右手がまだ使えないし、明日は病院にも行かなくてはなりません。良くなるまでは、煉獄の家で過ごしてもらおうと思います。杏寿郎、明日はAさんと荷物を取りに行きなさいね。」

千寿郎「え!燈寿郎くんと一緒にいられるんですか!?僕・・・嬉しいです!」

瑠火「母も嬉しいです。杏寿郎、しっかりおやりなさい!」

煉獄「母上・・・、はい。」





時々親子の会話に・・・

まぁ親子だから

赤の他人がついていける訳ないんだけど・・・。

分からないものは考えても仕方ない!



煉獄さんの真剣な瞳には

先刻みた夕日色じゃなくて

メラメラ燃える炎みたいな

熱い色が灯ったようだった。



18話→←16話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (81 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
215人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ayame(プロフ) - 結さん» コメントまで校閲していた事に気がついて、2回目のレスでごめんなさい!そこまで真面目に読んでいてくださって嬉しいです。ありがとうございました! (2021年12月16日 5時) (レス) id: 4f859fede8 (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - 結さん» おはようございます!いつも校閲ありがとうございます!よく読み込んでくださって感謝しています。ありがとうございます! (2021年12月16日 5時) (レス) id: 4f859fede8 (このIDを非表示/違反報告)
- またまた続けてのコメントですみません。。。 物語読みました。  沢山のいやほとんどの直しを言ってしまいすみませんでした...。 (2021年12月16日 1時) (レス) @page50 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが…。 同じく48話の作者さんのコメントの部分 言った様子ですね。 カナエ先生ともまだ会っておりませんし、宇髄先生とも再開してませんね。 これ正しくは再会ではないんでしょうか? (2021年12月16日 1時) (レス) @page49 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは君を、幸せにしたいではないんでしょうか? (2021年12月16日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ayame | 作成日時:2021年10月18日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。