Ｊ恋 *｡ﾟ (ページ6)

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Episode 6 *｡ﾟページ6

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｢なんか、意図的に調べさせられた感が凄いな。｣

部屋で一人つぶやく私。

次の日...。

私は委員会の仕事が朝から入っていて、
いつもより早く家を出た。

？｢おーい。そこの綺麗なお姉さん。
そんな朝っぱらからどこへ行くんですか～。｣

｢ん？…え？！何でこんなとこにいるの？！
バレたらどうするの？！｣

ナンパのように声をかけてきたのは
他でもない涼介だった。

涼介｢家隣なんだしこんなところにいるよ(笑)
んで、なんでこんな早く学校行くの？｣

｢ちょっと委員会の仕事があって…(汗)｣

私は周りに人がいないことを気にして
キョロキョロしながら話す。
その反面涼介は私の行動を無駄にするように
堂々と話しかけてくる。
最近会っていなかった事もあってだろうか。
でも今ではもう有名人だから
こんなに堂々としてもらったら
私の方が焦ってしまう。

涼介｢そっかぁ...。大変だな。
そんなことより会うのすごい久しぶりだな！｣

｢ホントだよね！もう一生会わないかと思ってた(笑)｣

涼介｢おいおい、それはひどいだろ！(笑)
ま、一生会えなくても俺から会いに行くけどね！｣

｢じゃあうちは涼介から逃げるね(笑)｣

涼介｢話すの久しぶりなのに今日ひど過ぎだろ～(笑)
あ、そうだ。
仕事落ち着いたら俺ん家でいちごパーティーやろ！｣

｢えぇぇぇ！！苺パーティー？またやるの～？｣

涼介｢年に一度はやってるだろ！
苺をお腹いっぱい食べまくるんだよー！｣

｢苺を吐くまで食べまくるの間違いよアレは。｣

年に一度はやっている｢苺パーティー｣。
それは苺アイス、苺パフェ、苺ケーキなど。
どれを食べても苺。
ひたすら苺スイーツを食べまくる、
という涼介のために作られたパーティーといっても
過言ではないイベントのこと。
小学一年生の頃から苺パーティーをしている。
涼介は苺パーティーで人一倍食べて、人一倍吐く。
結果プラマイゼロ。
そして私も参加しているうちに
毎年恒例になってしまって昨年の会で
初めて私も苺を吐いた。
それから苺を見るとゾクッとする。

｢あ、そろそろ行かなきゃ…
ごめん、もう行くね！仕事頑張ってね！｣

涼介｢分かった！じゃあね！
苺パーティー絶対しような！｣

｢はーい！(笑)｣

──── 久しぶりだなー、あんなに喋ったの…(笑)
相変わらずで応援のしがいがあるな…(笑)

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