Episode 11 *。゚ ページ11
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「こんばんは!お邪魔します!」
涼介が来るまで私は涼介の家で
待っていることにした。
涼介母「いらっしゃい!Aちゃん久しぶりね〜!
涼介から話は聞いてるわよ。ゆっくりしてってね。」
「ありがとうございます!…あれ?
お父さんはまだお仕事中ですか?」
涼介母「帰ってるわよ?
滅多に残業とか遅くなることないからね〜
逆にちゃんと仕事上手くいってるのかって
気になるけどね〜(笑)」
「ははは(笑)あ、お部屋にいるんですか?」
涼介母「そんな改まってご挨拶なんて
しなくていいのよ〜?
Aちゃんは娘みたいなもんなんだから〜」
「お気持ちは嬉しいですけどご無沙汰なので
顔くらいは見せとかなきゃと思って…(笑)」
──── 本当に久しぶりだなぁー
あ!涼介の部屋だ〜懐かしぃ〜!
私は慣れた階段を上り涼介のお父さんの部屋へ。
ノックをするとやっぱり懐かしい涼介のお父さんの
声が聞こえてくる。
涼介父「はーい」
「こんばんわ!お久しぶりです!
Aです!お邪魔してます!」
涼介父「おっ!ちょっと待っててね。今開けるから。」
「はい!」
すると目の前の扉が開かれる。
涼介父「おぉー、ほんと久しぶりだなぁ。
なんか見ないうちに綺麗になったねぇ。
ゆっくりしていってね!」
「はい!ありがとうございます!」
涼介父「涼介はまだ帰ってきてないのか?」
「あと少しで帰ってくるっていってました!」
すると同時に涼介の声が階段の下から聞こえて、
私は階段を降りる。
涼介「ただいまー」
「おかえりー!」
最近私の両親は帰りが遅く、
一人で食事をとっていたから誰かと一緒に食事をする
のが私にとっては特別だった。
涼介「母さん、今日の夕飯何?」
涼介母「いちご飯よ。」
そう言いながら涼介のお母さんはニヤリとした。
涼介「えっ?!ほんとっ?!ってなるわけないだろ。
誰が食べんだよ!(笑)」
「あぁ嘘か...びっくりした…。」
──── あ、ライブのこと言わなきゃ!
「涼介!」
涼介「ん?」
「冬休み中にJUMPのライブに行くことになったの!
行ってもいい?」
涼介「え?!チケットとれたの?!
すげぇ!来てくれるなんて思ってなかった!
盛大に盛り上げなきゃだな!」
「友達も一緒に行くね!」
「おう!待ってる!んで、母さん夕飯ほんとに何?」
涼介母「オムライス。」
「私オムライス大好きです!」
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作者名:MÏαyα | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miayahome1225/
作成日時:2016年10月29日 22時