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貴方「え…ここ…どこ?」





誰も信じてはくれないだろうが、目を開けたら知らない森の中に居た。

その森は獣道はあるものの、かなり古い森のようでだるまのような石像に苔が生えている。




そして目の前には少し不気味なトンネル。








貴方「…風に押される……進めってこと…?」






恐る恐る真っ暗なトンネルを進んでいく。
不思議。



こんなところ来たことないのに、分かれ道も迷うことなく進んでいく。






トンネルを出ると草原が広がっていた。
今どき、こんな綺麗な草原があるなんて珍しい。






小さな小川もある。







貴方「食べ物やさんばかり…ここ……誰も住んでいないの?」






お店はあるものの人の気配は全くしない。
でも、料理は出来立てだ。




店員も客も居ないのにどうなってるんだろう。

自動料理とか?




…流石にないか。






貴方「湯屋……?」






古い大きな建物は湯屋と書かれている。

湯屋なんて…時代を遡ったみたい…






今で言う温泉よね…。






ハク「 ……!! ここへ来てははいけない!!すぐ戻れ!」





貴方「!…え……だ…れ……」






ハク「じきに夜になる!その前に早く戻れ!」





おかっぱ頭の同い年ぐらいの男の子が私に叫ぶ。
なにやら凄く焦ってるみたい。






夜になっちゃ駄目なの?







ハク「もう明かりが入った!急いで!私が時間を稼ぐ、川の向こうへ走れ!!」





貴方「わ、わっ…」








言われるがまま走り出す。

何が何だかわからないけど、ここに居ちゃいけないんだ。






私は来た道を全力で走った。

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作者名:愛姫 | 作成日時:2025年1月14日 22時

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