検索窓
今日:1 hit、昨日:14 hit、合計:15,496 hit

story02 ページ2

翌朝

私は油屋の前にある赤い大きな橋の下をボーっと見つめていた。





不思議ね。橋の下を電車が通るなんて。

しかも、一方通行。





油屋の仕事は夕方から始まる。
それまでは自由。




まぁほとんどの人が寝てるけど。









ハク「こんなところで何をしている」







貴方「……別に何もしていませんよ。ただ………いえ、何でもありません。失礼します」







“昔を思い出していた”






どうして言えなかったんだろうか。
別に言ってどうこうなる言葉でもないのに。








『はは!お前は立派な神使じゃ!私の跡を頼んだぞ?新しい白蛇神社の神よ…』





これはもう100年前の記憶。

私は神の使いだった。




だが白蛇神社には後継者がいなかった為、先代が私を神にした。





なのに私は守れなかった。

想いを繋げなかった。





…私は私を許せないのかもしれない。


だから“昔を思い出していた”なんて言える立場じゃないと言葉を発せなかったのかも。







まぁわかったところで無意味なのだけど。








釜爺「おまえさんも…瞳が濁っているのぉ」








貴方「……“も”?」







釜爺「いや……聞かなかったことにしてくれ」







気にはなったが深く追求する意味もないので、私は自室へ足へ向けた。

story03→←story01



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
50人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:愛姫 | 作成日時:2024年12月28日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。