私の好きな色【三途春千夜】 (ページ29)

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春千夜が怪我をして数週間

傷が完治するまで任務が入らず

そろそろ暇すぎて春千夜はイライラしていた

貴女「……今日はやけにイライラしてるね。ココお疲れ様」

ココ「おい、そんな哀れみの目を向けるな。」

ココが春千夜の資料厚めを担当していて
早く仕事をよこせと朝から言われていた

マイキーからの命令で春千夜を休ませてるから
勝手に仕事を上げる訳にはいかない

でも任務がしばらくなくてホッとしていた
だってあんな大怪我…できれば見たくない

それにあのまま仕事に行って

二重に怪我をしたら？

貴女「っ……」

想像しただけで怖くなる

まだ、あの恐怖は消えてない

蘭「あ、来週週末三日間おまえら予定空けとけよー。」

ココ「あ？なんで？」

蘭「海♡社員旅行♡Aちゃんのリクエストだぜ〜」

そういえばそんなこといったっけ…

マイキー了承してくれたんだ

三途「よかったな？」

貴女「！へへ…嬉しい」

蘭「あー…ねぇほんとに俺と付き合わない？」

貴女「ううん、付き合わない。蘭はお友達で充分」

竜胆「ぶはっ」

吹き出す竜胆を蘭がベシッとしばく

春千夜はなんか額に手を当てダメージを食らってるみたい

ココ「………今のは…可愛い…」

ココまでおかしくなってしまったらしい