story14 ページ14
ココ「おー、似合ってんじゃん」
アジトに戻ると私のイメチェンは好評だった
三途「ピンクか…いいんじゃね?」
少し照れて褒めてくれた
嬉しかったのは内緒。
蘭「あんなヤク中の何がいいの?」
貴女「別に好きじゃないし……」
蘭「顔に出てるけど?」
貴女「っ〜!」
顔!私の顔!何してるの!
って何焦ってんだろ
こんなの好きって認めてるようなものじゃない
…認めたらさきっと私はどこまでも一途に好きでいてしまう。
それがこの世界ではどれだけ辛いことか理解してる。
してるからこそブレーキがかかる。
それに私は…綺麗じゃない。
この人達はこんな仕事してるけど
仲間や家族は大切にしてる
でも私は幼少期に家族を…帰らぬ人にした
自分の判断で自分の手で
その時に思ったことは今でも覚えてる
『やっと…自由だ』
悲しみなんてなかった
寂しいとも思わなかった
でも不幸にも母親だけ生きてたんだよね
そしたら毎日毎日家に手紙が送られてくる。
内容はいつも同じ
「お前を許さない。」
貴女「……ごめん、私もう休むね」
三途「!」
私はあの時の私を受け入れられないのかも。
汚い私から逃げたいけど逃げられない
後悔はしてない。
でも…他にも方法あったのにとは思う。
矛盾してるね。
207人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いちご丸 - 続き気になります、、! (9月2日 17時) (レス) @page35 id: 7e45dba670 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:愛姫 | 作成日時:2023年3月14日 20時