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一目惚れ ページ3

昨日設定した目覚ましが煩く「起きろ」と言うような大声で鳴く。

いつもなら『後、五分』と言って怠けて寝るが今日は怠けるわけにはいかない。

怠けるのが原因で遅刻をしたら入学初日から遅刻とか絶対第一印象悪くなり、恋愛どころではない。大袈裟に言うとこの1日は私の命がかかってる。

そう考えると私は、すぐに学校行く準備をした。

今まで春休みが終わるまでただ飾ってあった高校の制服が今日やっと着れるなんて中学の時も思ったが、本当に夢みたいだ。この感覚は本当に慣れない。

私は制服の前に立ち、制服に向けて『今日からお世話になります』と独り言のようで独り言ではないような言葉を言った。

多分私は相当な変人だと思う。自覚はしてる。

もちろん制服には反応は無いが、私は「こちらこそ」って言ってるような感じがした。

謎の儀式を終え、さっさと着替える。

中学も苦労したがあまり制服を着るのが慣れなくて今日も一苦労した。

髪の毛は相変わらず寝癖でボサボサだからストレートに戻すのはぶっちゃけ面倒だけど私は櫛で上手にとかし、何とかいつものヘアスタイルになった。

いつも髪は縛ってないからこれで完成だ。


自分の部屋でできることは全て終ったのでリビングへ向かった。

「A、今日は早いわね。おはよう!」

昨日の夜振りに聞いたお母さんの声が耳に入り、私もお母さんに向け『おはよう』と言う。

「今日は入学式だから早くご飯食べて行きなさい。」

『遅刻しないために早くご飯食べるか〜』っとお母さんの言葉を肯定するかのように今日はあっさりと認めた。

今日も昨日の朝食と同じように変わりなく平凡に朝食を食べる。



朝食も食べ終え、ついに登校する時間が来た。

私は玄関でお母さんに送ってもらい、お母さんに手を振り『いってきます!』と言う。

それに応えお母さんも「いってらっしゃい」と言ってくれた。

私はそれが聞こえた後には扉を開け、

''今度こそ素敵な王子様に会えますように''と願いながら。

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設定タグ:恋愛 , , 少女   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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音瀬(プロフ) - ユッビーさん» 了解です。ありがとうございます! (2022年2月12日 15時) (レス) id: fdcab16d8d (このIDを非表示/違反報告)
ユッビー - すみません、評価忘れてました!今しといたので……!本当にすみませんでした!! (2022年2月12日 15時) (レス) id: 47dc307598 (このIDを非表示/違反報告)
音瀬(プロフ) - ユッビーさん» ありがとうございます。ほとんど思い付きで書いたものなのですが、そう言ってくれると嬉しいです!本作品は昔に書いたものなので、結構直したいところも山々ですね笑 素敵な企画を考えて下さりありがとうございます。 (2022年2月12日 14時) (レス) id: fdcab16d8d (このIDを非表示/違反報告)
ユッビー - イベントから失礼しました(*- -)(*_ _)ペコリ (2022年2月12日 14時) (レス) id: 47dc307598 (このIDを非表示/違反報告)
ユッビー - 音瀬さん» そうですか…、22日以降がとっても楽しみになりました! (2022年2月12日 14時) (レス) id: 47dc307598 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音瀬 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年8月17日 19時

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