雪男 in がーる３ (ページ8)

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◎実は…？ページ8

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『 ……あの、みんなちょっといい、？』

目黒「話があるんですけど、」

深澤「え、どうしたの二人して笑」

それはメンバー全員が居る楽屋で起こった出来事だ。私とめめはみんなに話がある、と真剣な表情でそう言った。

ふっかはそれを聞いて少しふざせたように笑ってみせたが、すぐに何かを悟ったのか笑わなくなる。他のメンバーもそうだった。

『 ……え、と。今まで言えなくて、言ってなかったんだけど、言おうと思って』

目黒「実は俺達、」

＿＿＿付き合ってます。

そう言い終わった後のメンバーの顔は驚きの表情で、誰も言葉を口にしなかった。そりゃそうだろう。グループ内の恋愛、しかも突然言ったのだから。

＿＿＿まあ、全て嘘なんですけど。

いや本当にごめんなさい。めめと付き合ってなんて真っ赤な嘘で、これは全てドッキリ。ほんの出来心でめめとドッキリしようぜ！みたいなノリでやってしまったのだが、あまりにもマジの演技をしすぎて後が怖い。

渡辺「 ……どういうこと？」

『え、』

渡辺「 Aと目黒が付き合ってるってこと？」

目黒「 ……はい」

えーまってしょっぴー怖いんだけど。他のみんなも少し顔が強張っていて。やっぱりドッキリ仕掛けるのは私のメンタルがやられる。うん。

深澤「 A、」

すると、ふっかが口を開いた。

深澤「俺はAと目黒が選んだことなら否定はしないよ。けど、二人はジャニーズで、ファンも居る。

ファンには本気で好きで応援している人もいる。それは分かってる？」

『 ……うん』

目黒「はい」

ふっかの言っていることは全部正しい。
そして、ただただこれがドッキリだよということに申し訳なさを感じる。もうそろそろネタバラシしたほうがいいよね？とめめにアイコンタクトを送ると、めめは小さく頷いた。

『それは私もめめも、覚悟してる。

……って言いたいところなんだけど、ごめんなさいドッキリです』

「「 ……は？」」

私とめめ以外の声が揃った瞬間だった。

目黒「俺とAが付き合ったら？っていうドッキリです」

渡辺「うわ……俺マジでイラついてたわ、」

『ねえすごいしょっぴー怖かったんだけど？笑』

深澤「俺に至っては熱論してたから」

岩本「マジでビビった、」

『ごめんって！笑』

▶さとちゃんさんリクエストありがとうございました！◀

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