▼熱 ページ41
▽
◎Kyomoto
『 大我〜、 』
京本「 ん、どうしたの 」
ある日の楽屋。
1人でソファに座ってスマホをしている時だった。急に甘えた声でゆずが抱きついてきたのである。
ゆずが構ってきた事に俺はめちゃくちゃ嬉しくなってスマホをポケットにしまって抱きつき返す。
でも、1つだけ違和感を覚えた。
京本「 ……ゆず、何か熱くない？ 」
体温が異常に高く、いつも感じる温もりよりかは全然熱い。
『 ん〜？ 』
「どうかしたのたいが？」と呂律も回ってなくて、ゆずから発される言葉が全てひらがな。まさかとは思ったけれど、恐る恐るゆずのおでこに自分の手を当てた。
京本「 あっつ、 」
それはもう完全に熱だと感じることができるくらいの熱さで。
京本「 ゆず、体調悪いの隠してたの？ 」
『 たいちょう、？ 』
当の本人は気付いていない様子。とりあえず、どうしようかと悩む。
生憎、まだメンバーは俺とゆず以外に誰も来ていない。というか、逆に俺等2人が早すぎただけ。とりあえず、メンバーが誰か1人でも来てくれたらいいのだけれどその気配は全くない。
京本「 ゆず、とりあえずコレ飲んで 」
差し出したのはさっきここに来るまでに買ってきていた水。さっき買ったばかりなので冷たいし、まだ飲んでいなかったので新品そのもの。
パキッ、とキャップをゆるく開けてゆずに差し出す。でも、ゆずは頭を軽く横に振った。
『 やだ、 』
……え、可愛い。
何て言っている場合ではないのは分かってる。
こんな時に慎太郎が居たらちゃんと対応出来てるんだろうなぁ、なんて少しばかり考えてしまう。
『 ……やだっ、 』
京本「 ……ゆず？ 」
すると、急にゆずの目から涙が溢れてきた。
突然の事にあたふためく自分。お願いだから誰でもいいから来てくれ！と願うも誰も来ない。
そりゃそうだろう、まだ集合時間に余裕があるのだから。
『 っ、怖いの、 』
京本「 ……何が？ 」
『 私が、SixTONESに必要とされてるのか、
ふと思っちゃうの……私が居なくてもデビュー出来たんじゃないか、
デビューしてからの周りからの期待も、重くて重くて、 』
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Woooooooooojin(プロフ) - 書いていただきありがとうございます！読ませていただきました！！最高です！！ (2020年3月22日 0時) (
レス) id: 10c479ca17 (このIDを非表示/違反報告)
あぷりこっと(プロフ) - faya4004さん» リクエストありがとうございます！続編の方にて両方書かせていただきました…！イメージ画ではなく説明のようなものにさせていただきました(絵が下手なものでして…)。申し訳ございません。お手数ですが、続編ページに飛んでいただいてお読みいただけると嬉しいです！ (2020年3月20日 14時) (レス) id: 9001a60370 (このIDを非表示/違反報告)
あぷりこっと(プロフ) - Woooooooooojinさん» リクエストありがとうございます！パート4では入り切らなかったので続編の方で書かせていただきましたので、お手数ですが続編の方に行って読んでいただけると嬉しいです…！ (2020年3月19日 12時) (レス) id: 9001a60370 (このIDを非表示/違反報告)
Azu(プロフ) - リクします！実際には無いけど「Hysteria」のMV撮影風景書いて下さい！主人公はメンバーとの絡み（？）ありでお願いします！ (2020年3月16日 12時) (レス) id: 11fc9b4a8e (このIDを非表示/違反報告)
faya4004(プロフ) - いつも楽しみにしています！リクエストです。ひたすらじゅりゆずがイチャイチャするエピソードをお願いしたいです。コンサートの衣装イメージ画も見てみたいです。2つもリクエストしてすいません (2020年3月14日 0時) (レス) id: 532228f74c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あぷりこっと
| 作成日時：2020年1月27日 23時
